介護士の必需品とは

介護の主な仕事は以下の8つです。
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 着替え介助
- 生活サポート
- メンタルケア
- レクリエーション企画
- 介護記録事務
仕事の内容からわかるように、介護士には利用者の心身のケアに加え、正確な記録や迅速な対応が求められます。
そのためには、現場の状況に対応するためのスキルと、それを支える適切な持ち物が不可欠です。
介護現場では、体力的な負担・感染症対策・緊急時の対応など、多岐にわたる課題に直面します。
これらを乗り越えるためには、日々の準備がとても重要です。適切な持ち物を選ぶことは単なる準備作業ではなく、利用者への質の高いケアと、自分自身の安全を守るための重要なステップです。
持ち物を整理整頓し、適切な物を選ぶことで業務効率を上げられます。自身のスキルと持ち物の両面から、質の高い介護を提供できるよう準備をしていきましょう。
介護士の必需品〜身につけておくもの〜

介護の大まかな仕事内容のイメージはできても、実際に何を準備したらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは介護をする際に携行するべきものを5つ紹介します。
これらを常に身につけることで、迅速な対応ができ、利用者の安心感が高まります。持ち運びやすさや緊急時の対応、そして衛生面を考慮してアイテムを選びましょう。
なお、ここで挙げる5つのもの以外に、対応する方や施設によって必要なものは変わります。現場にあわせて必要なものは追加していきましょう。
筆記用具
介護の現場では、利用者の状態や処置内容、連絡事項などを正確に記録する場面がとても多い傾向です。ボールペンやメモ帳は常に携帯し、すぐに書き込められる状態にしておく必要があります。
ボールペンは片手で使用可能なノック式が便利です。3色タイプなら色分けもでき、持ち運ぶ本数も減らせます。インク切れやかすれなどのトラブルを避けるため、予備の筆記用具の携帯も大切です。
衛生用品
衛生用品とは、マスクや使い捨てのビニール手袋、絆創膏などを指します。介護の現場での感染症対策は利用者を守るだけでなく、介護士自身の健康を守るためにもとても重要です。
食事介助や排泄介助で感染症を発生させないために、都度交換できるマスクやビニール手袋は複数枚用意しておくことが大切です。
これにより、介護士を介してほかの利用者に病気が広がるリスクを減らせます。
また、衛生用品を常備しておくことで、同僚が困っているときに助けることもできます。
ウェストポーチ

ウェストポーチは筆記用具や衛生用品、その他必要な小物などをまとめて収納できるとても便利なアイテムです。
介護現場では、常に利用者をサポートするため、両手が塞がった状態では迅速な対応が難しいでしょう。
ウェストポーチを使用すると、必要なアイテムに素早くアクセスでき、スムーズな業務につながります。収納力が多いだけでなく、持ち運びやすさや使いやすさなども重要です。
サイズや素材、ポケットの数や耐久性などを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。また、アイテムは整理整頓し、適切に分類して収納することも大切です。
タオル
介護の仕事は、体力的に大変な仕事であり汗をかくことも多いため、汗拭き用のタオルは必須アイテムです。水を使用したり、手を洗ったりする機会も多くあります。
衛生の観点から、手用と汗拭き用でタオルを分けることが大切です。清潔なタオルを複数枚用意し、たくさん汗をかいたらすぐに交換し、衛生的な状態を維持しましょう。
またタオルは緊急時の対応にも役立ちます。例えば、利用者が嘔吐した場合に素早く拭き取れます。吸水性が高く速乾性のあるタオルを選ぶことで、常に清潔な状態を保てるでしょう。
消毒薬
介護の仕事は手をたくさん使用するため、手指を清潔に保つことが重要です。食事介助の前や排泄介助や外出の後など、こまめに消毒をするように徹底しましょう。
ジェルタイプの消毒薬は手に馴染みやすく、乾きやすいため介護士に適しています。消毒薬は利用者と自分自身の健康を守るアイテムです。
ハッシュタグ転職介護では、医療や福祉の業界に特化したお仕事を紹介しています。未経験の方でも、専門のキャリアアドバイザーがサポートするためお任せください。
ご希望や不安も丁寧にヒアリングするため、安心感を持って新しいキャリア形成に挑戦できます。アドバイザーはあなたの人生のキャリアパートナーとして、とことん寄り添います。
介護のお仕事に少しでも興味がある方は、ぜひ無料相談をご活用ください。アドバイザーがお話をじっくり伺います。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。
▼今すぐ無料で相談してみる▼
介護士の必需品〜ロッカーに入れておくべきもの〜

勤務時間中に必要なアイテムは、ロッカーに保管しておくことで、身軽に業務へ臨めます。
しかし保管するだけでなく、緊急時やトラブル発生時にも対応できるよう、必要なアイテムを適切に準備しておくことが重要です。
ロッカーの中身は、日々の業務の円滑な進行をサポートするだけでなく、万が一の事態にも対応できる備えとしてもとても重要です。
ここでは、ロッカーに入れておくべきアイテムを具体的に紹介します。それぞれのアイテムがどのような状況で役立つのか、また、選ぶうえでのポイントなどを詳しく解説します。
予備の着替え
介護の現場では、入浴介助で服が濡れたり、排泄介助で汚れたりする可能性があります。また利用者の身体の汚れや自身の汗などで衣服が汚れる可能性もあるため、予備の着替えがあると便利です。
予備の着替えの用意があれば、汚れた衣服をすぐに交換でき、清潔な状態を保つことができます。利用者への配慮だけでなく、自身の健康を守るためにも必要不可欠です。
また上衣の着替えだけではなく、ズボンも一緒に用意しましょう。季節やエアコンなどの寒さ対策として、カーディガンのように羽織れるものもあわせて用意すると心強いでしょう。
コルセット

介護の仕事では利用者をベッドから車椅子へ移動させたり、入浴介助やおむつ交換を行ったりする際に、前かがみや中腰になることが多くあります。
コルセットを着用することで、正しい姿勢が保て腰への負担が軽減し、腰痛予防につながります。
コルセットを選ぶ際は、自分の体格に合ったものを選ぶことが重要です。サイズが合わないと負担が増える場合があります。
さらに素材や通気性、補強材の有無や調整可能なベルトの有無なども考慮し、快適に着用できるものを選びましょう。
ハンドクリーム
介護の仕事では、感染予防のために頻繁に手を洗ったり手指を消毒したりするため、手が荒れやすくなります。そのため、ハンドクリームは必需品です。保湿効果の高いものを選び、こまめなケアを心がけましょう。
ハンドクリームを選ぶ際は、保湿効果が高いだけでなく、ベタつかないものや香りが強すぎないものなどを選ぶことが重要です。
また、アレルギーを起こしやすい成分が含まれていないかなども確認しましょう。
利用者との接触が多いため、清潔でしっとりとした手を保つことがとても重要です。
デオドラントグッズ

介護の仕事では汗をかきやすいため、デオドラントスプレーや汗拭きシートなどの利用で、清潔さを保ち周囲への配慮もできます。特に入浴介助では汗をかきやすいため、活用できるアイテムです。
また夜勤でシャワーをすぐに浴びることができない場合でも、汗拭きシートを使えばさっぱりとリフレッシュできます。
デオドラントグッズを選ぶ際には、香りが強すぎないものや刺激の少ないものを選ぶことが重要です。
またメンズ用の汗拭きシートはレディース用より大きく、素材がしっかりしているものもあるため、女性の方にもおすすめです。
ハッシュタグ転職介護では、キャリア相談から企業の紹介、選考対策や入社後のフォローまでを一人のアドバイザーが一貫して担当しています。
この一気通貫型のサポートで、応募から新しい仕事の獲得までスピーディーに進められ、新しいキャリア形成もスムーズに始められます。
少しでも介護のお仕事に興味がある方は無料相談をご活用ください。あなたの現状を理解したうえで、あなたにぴったりな職場やお仕事を一緒に探します。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。
▼今すぐ無料で相談してみる▼
介護士のあると役立つ便利アイテム

介護の現場では、利用者へ質の高いケアを提供するために、業務の効率化と快適性の両立が求められます。そのため必需品に加えて、便利なアイテムの活用で、より質の高い介護の提供が可能です。
ここでは、現場で本当に役立つ便利なアイテムを紹介し、それぞれがどのような状況でどのように活用できるのか詳しく解説します。
クリアファイル
介護の現場では、紙の資料や書類を使用する機会がとても多くあります。クリアファイルは書類の整理整頓や保護に有用です。
特に訪問系の介護業務では、移動中に書類が折れたり破れたりすることから守れます。また、書類を分類し、紛失を防ぐ観点からもクリアファイルは有効です。
ウェアラブルメモ
ウェアラブルメモは、腕や胸元に装着できる小型のシリコンパッド型メモ帳です。
ペンで直接書き込めるため、通常のメモ帳を取り出すのが難しい場面でも、簡単にメモが取れるため重宝されます。
また、すぐ目に入るため、大切なことや確認事項の忘れ防止にも便利です。ボールペンで書いても指や消しゴムで消せるため、再利用できるのも大きなメリットです。
ナースウォッチ

ナースウォッチは、主に看護師が業務中に使用する時計を指します。
介護の現場では、利用者との距離が近く怪我を負わせる可能性があるため、腕時計を禁止している施設も少なくありません。
しかし、介護士もバイタル測定を行う機会があるため、ナースウォッチは有用です。
ナースウォッチはクリップ付きでポケットに入れても落ちにくく、文字盤が逆向きになっているため、スムーズに時間を確認ができます。
ネックライト
夜勤がある方にとってネックライトは便利なアイテムです。懐中電灯でも周囲を明るくできますが、片手がふさがるため、両手を自由に使えるネックライトはとても実用的です。
しかし介護を行う際は外すようにしましょう。ネックライトが利用者に当たり、怪我の原因になる可能性があります。
お薬辞典

お薬辞典は、薬の情報をすばやく確認するのに便利です。利用者に処方されている薬の成分や副作用などを確認し、安全性に配慮した介護を提供できます。
メモ帳に利用者が服用しているお薬の情報をメモしておくことも可能ですが、安全性の観点からお薬辞典で調べることが重要です。
ハッシュタグ転職介護では、入社後のフォローも大切にしています。入社後もヒアリングを定期的に行うため、不安や悩みを一緒にスピード感をもって解決が可能です。
求職をしている企業に対して、未経験の方でも働きやすい環境づくりのアドバイスも行い、仕事内容のミスマッチ発生防止にも努めています。
少しでも介護業界に興味がある方は、ぜひ無料相談を活用ください。現在の悩みを伺いながらこれからのキャリアプランを一緒に考えていきましょう。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。
▼今すぐ無料で相談してみる▼
訪問介護で持っておくと安心なもの

訪問介護では、利用者のご自宅という施設とは異なる環境でサービスを提供します。
施設介護とは異なる状況に対応できるよう、いくつかのアイテムを持参しておくことがスムーズなサービス提供と、利用者への安全に配慮したケアにつながるでしょう。
想定外の事態にも慌てず、的確に対応できる準備は訪問介護士として重要です。万全の準備で、自信を持って訪問介護に臨みましょう。
万能ドライバー
訪問介護では、利用者の自宅でドアノブや家具の不具合など、さまざまなトラブルに遭遇する機会があります。
万能ドライバーがあれば、迅速に対応でき、利用者の安心感を高められます。
筆記用具と一緒に持ち歩ける小型サイズで十分対応可能なことがほとんどです。しかし、持ち運ぶ際は安全に気を付けましょう。
買い物用のお金を入れる袋
訪問介護では、利用者の買い物を代行することもあります。利用者から預かったお金を自分のお財布にお金を入れると、管理が難しくなります。
中身の見える透明の袋の使用がおすすめです。買い物リストや購入後のレシートも一緒に入れ、買い物終了後には残金を利用者と確認することで、トラブルを防ぎましょう。
事務所連絡用携帯電話
業務終了後や利用者の自宅で緊急事態が発生した際は、事務所に連絡をしなければなりません。連絡なく予定にない行動を行うと、次の利用者にも迷惑をかけます。
事務所連絡用の携帯電話の持参で、安全性を重視したサービス提供ができます。充電が切れにならないように注意しておきましょう。
介護士の必需品を選ぶときのポイント

たくさんの必需品を紹介しましたが、何を基準に選んだらよいのかわからない、と迷う方もいるでしょう。毎日使うものだからこそ、選び方に工夫が必要です。
毎日使うものは耐久性が高いものを選びましょう。値段が安くても壊れやすい素材のものは何回も購入しなおさなければならないため、手間やコストがかかります。
使いやすさも重要です。自分に合ったサイズのものの使用で、作業効率も上がるでしょう。
さらに、衛生面も意識しましょう。毎日さまざまな利用者と接するため、衛生が保たれ、簡単に手入れできる点も大きな判断ポイントです。
耐久性や使いやすさ、衛生面を兼ね備えたコストパフォーマンスのよい商品を見つけましょう。
ハッシュタグ転職介護では、お仕事を探している方の人生のキャリアパートナーとなるように、サポートを徹底しています。
給与や労働環境、人間関係など、何を重要視するかを丁寧にヒアリングする時間を設定しているのが特徴です。
お仕事を探している方にとことん寄り添いお話を伺うことで、安心したお仕事を探して実現させています。また徹底したサポートが、面接の通過率の向上にもつながっています。
介護のお仕事に少しでも興味がある方は、ぜひ無料相談を活用ください。あなたの希望や悩み、不安などをじっくり伺います。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。
▼今すぐ無料で相談してみる▼
介護士の必需品や職場環境の不安は相談で解決

介護士として働くうえでの必需品を、さまざまな視点から解説してきました。持ち物の準備はスムーズな業務や利用者への質の高いケア、そして自身の健康と安全を守れます。
しかし、必需品選びや職場環境への不安は、初めて介護の仕事に就く方にとって大きな負担となるでしょう。紹介した必需品リストを参考に、一つずつ丁寧に準備を進めていきましょう。
準備を進めるなかで、不安が残る場合や具体的なアイテム選びに迷う場合は、一人で悩まず専門家のサポートを活用することをおすすめします。
ハッシュタグ転職介護では、医療や福祉の業界に特化した専門のキャリアアドバイザーがお仕事の紹介をしています。
介護業界でお仕事をしたことがない方でも、安心感を持ってお仕事探しができるシステムです。
あなたの希望の働き方や労働条件などを詳しく伺い、ぴったりな職場や施設を紹介します。じっくりと丁寧にヒアリングを行い、職場とのミスマッチも起こりにくくなります。
少しでも介護のお仕事に興味がある方はぜひ無料相談を活用ください。あなたが求める働き方ができる場所を一緒に探していきましょう。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。
▼今すぐ無料で相談してみる▼