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仕事・働き方

2025.7.21

特養とグループホームの違いは?仕事内容やメリット、給与相場を比較して解説

職場を選ぶとき「特養とグループホーム、どちらが自分に合っているのだろう。」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に未経験者の場合、施設によって仕事内容や環境がどのように違うのか、具体的なイメージが持てない方も少なくありません。

この記事では、特別養護老人ホーム(特養)とグループホームの特徴や業務内容、さらに給与面の違いについても詳しく解説します。

ご自身の適性やキャリアプランと照らし合わせながら、職場選びの参考にしてください。

特別養護老人ホーム(特養)とは

高齢者をベッドで介助する男女の介護士
特別養護老人ホーム(特養)は、常に介護が必要な高齢者を支える公的な介護施設です。

介護保険制度では、介護老人福祉施設という正式名称で呼ばれており、入居者さんは原則として終身で利用できます。

特養の大きな特徴は、24時間体制で専門的な介護サービスを提供していることです。

特養は看護師の配置が義務付けられているため、医療的ケアが必要な方や要介護度の高い方も安心感を持って生活できる環境です。

さらに特養では介護職だけでなく、看護師や医師、生活相談員などあらゆる専門職がチームとなって入居者さんのケアにあたります。

特養の介護職は、介護のプロフェッショナルとして専門的なスキルを身につけながら、入居者さんの生活全般を支える重要な役割を担っています。

入居条件

特養の入居条件は次のとおりです。

  • 原則として65歳以上で、要介護3以上の認定を受けている方
  • 特定疾患(若年性認知症やパーキンソン病など)により要介護3以上の認定を受けている場合には、40~64歳の方も入居対象となる
  • 要介護1または2の方でも、やむを得ない事情(重度の認知症や単身世帯、家族による支援が困難など)がある場合は、特例として入居が認められる場合もあり

特養は入居希望者が多く、待機老人という言葉があるほど、入居までに長い時間がかかることが一般的です。

地域によっては入居までに数年かかることも珍しくありません。

サービス

介護士と高齢者女性
特養で提供されるサービスは次のとおりです。

  • 食事や入浴、排泄などの身体介護
  • 掃除や洗濯などの生活支援
  • 季節の行事やレクリエーションの企画・実施
  • 機能訓練やリハビリテーション
  • バイタルチェックや服薬管理、褥瘡予防などの健康管理

近年では看取りケアにも対応できる特養も多く、人生の最期まで尊厳をもって過ごせるよう支援しています。

また、作業療法士や理学療法士による本格的なリハビリメニューを提供できる施設もあり、入居者さんの状態にあわせた専門的なケアを受けることが可能です。

居室の形態には複数人で一部屋を利用する多床室や、個室と共有リビングスペースで構成されるユニット型個室などがあり、施設によって環境は異なります。

就職・転職を検討する際は、施設の特色や環境について調べることで、よりあなたにあった職場を見つけられるでしょう。

グループホームとは

グループホームと
グループホームは、認知症の高齢者に特化した小規模な介護施設で、正式名称は認知症対応型共同生活介護です。

1ユニット(単位)あたり5~9名の少人数で家庭的な雰囲気のなか、介護職と共同生活を送るのが大きな特徴です。

認知症の方が住み慣れた地域で、できる限り自立した生活を送れるよう支援することを目的としています。

入居条件

グループホームの入居条件は次のとおりです。

  • 医師から認知症の診断を受けている方
  • 原則として65歳以上の方
  • 要支援2または要介護1以上の認定を受けている方
  • 施設が所在する市区町村に住民票がある方

グループホームには看護師の配置が義務付けられていないため、医療行為が必要な方は、入居できない可能性があります。

サービス

折り紙する高齢者を褒める介護士
グループホームで提供されるサービスは次のとおりです。

  • 食事や入浴、排泄などの身体介助
  • 掃除や洗濯、調理などの生活支援
  • 認知症の進行緩和や心身機能の維持を目的としたレクリエーションや機能訓練
  • 地域社会との交流

グループホームでは、日常生活の支援や認知症ケアに重点を置いたサービス提供が中心です。

グループホームは少人数で生活するため、一人ひとりの個性や生活リズムに合わせたきめ細やかなケアを受けられます。

自立支援を目的としているグループホームでは、できることは入居者さん自身で行ってもらい、介護職はそれをサポートする形態がとられます。

また近年では、看取りに対応できるグループホームも増えてきました。看取りケアに携わりたい方は、看取り対応可能なグループホームへの就職・転職もおすすめです。

特養やグループホームでの働き方を検討されている方は、介護職専門の転職支援サービスハッシュタグ転職介護の無料相談をぜひご活用ください。

私たちは、求職者の皆さまを一人ひとりの大切なキャリアパートナーと考え、ご希望や不安にじっくり耳を傾けながら、納得のいく職場探しをお手伝いしています。給与や勤務条件だけでなく、人間関係や現場の雰囲気なども丁寧にヒアリングし、複数の選択肢をご提案します。

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特養とグループホームの仕事内容の違い

事業内容
特養とグループホームは、同じ介護施設でも仕事内容や求められるスキルに違いがあります。それぞれの施設で働く場合、どのような仕事を行うのか、その特徴をみていきましょう。

特養の仕事内容

特養での仕事は、要介護度の高い入居者さんへの身体介護と健康管理が中心です。食事や入浴などの日常生活全般に介助が必要なケースが多く、身体的負担が大きい点が特徴です。

バイタルサイン測定や服薬管理、褥瘡予防など健康管理業務も行い、看護師と連携して入居者さんの状態変化に対応します。

季節のイベントや日々のレクリエーションの企画・実施、加えて外での催し物の際には外出準備も担当します。また、ご家族との連携も欠かせない業務の一つです。

特養は24時間体制のため夜勤業務は必須で、主に排泄介助や体位変換、コール対応などを行います。

このように特養ではあらゆる専門的スキルと多職種連携が求められるため、コミュニケーション能力や連携力も重要です。

グループホームの仕事内容

グループホームでの仕事は、認知症の方に寄り添ったケアが中心です。

特養と比べて身体介護は少なく、調理・掃除・洗濯・買い物など日常生活の家事を入居者さんと共同で行いながらサポートする業務を行います。

入居者さんが持つ能力を活かし、できることは自身で行えるよう見守りや声かけ、必要な部分のみを支援する自立支援を重視する姿勢が大切です。

また、レクリエーションや機能訓練による認知症の症状抑制や改善を図る業務も行います。

グループホームにも夜勤があり、施設によっては一人体制です。主に就寝サポートや見回り、記録作成などの業務が行われます。

グループホームでの業務は身体的負担は少ないものの、認知症の特性上予期せぬ行動や暴言を受けることもあり、精神的にダメージを受けることも少なくありません。

こうした現状を理解したうえで、就職・転職先を検討しましょう。

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特養とグループホームの給与相場の違い

壱万円札
介護職を検討する際、気になるのはやはり給与面ではないでしょうか。

特養とグループホームでは、求められる業務内容の違いから給与にも差があります。どちらの施設が経済的に魅力があるのか、給与アップの方法も交えて詳しくみていきましょう。

特養の給与相場

特養で働く介護職の給与相場は、常勤で月給361,860円、非常勤で月給257,620円となっています。これは2024年介護従事者処遇状況等調査結果による新しいデータです。

特養は介護の専門性が高く求められる施設のため、ほかの介護施設と比べて給与水準が高めに設定されている傾向があります。

また、特養の多くは地方自治体や社会福祉法人が運営母体のため、安定した経済基盤を持つ施設が多いです。

急な倒産による解雇といったリスクが低い点からも働きやすい環境といえます。

夜勤手当や資格手当が充実している施設や、経験年数に応じた昇給制度が整っている施設が多いのも特徴です。

介護施設のなかでも好待遇で働けることから、長期的なキャリアを考える方には魅力的な選択肢でしょう。

グループホームの給与相場

グループホームで働く介護職の給与相場は、常勤で月給302,010円、非常勤で月給201,810円です。

これは2024年介護従事者処遇状況等調査結果によるデータで、特養と比較すると60,000円ほど低い水準となっています。

介護施設全体の平均月給が338,200円(常勤)であることから、グループホームの給与水準はやや低めの傾向にあります。

この理由として、グループホームの入居者さんは要介護度が低い方も多く、身体的負担が少ないため介護未経験でも働きやすい環境です。

無資格・未経験で働き始める方も多く、全体平均として給与が低めになっている可能性が考えられます。

グループホームで給与アップを目指すなら、介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)などの資格取得がおすすめです。

例えば、ケアマネジャーの資格を持っている場合、グループホームでの平均月給は358,900円です。

またグループホームには夜勤があるため、積極的に夜勤を行い夜勤手当をプラスさせることで給与アップも狙えるでしょう。

給与面の違いを理解したうえで、自分にとって納得のいく働き方を選ぶことは、介護職として長く続けるためにとても大切です。

ただし、給与や手当の内容は、施設の運営法人や地域によって大きく異なることもあるため、表面的な条件だけで判断するのは難しい場合があります。

そんなときは、介護職専門の転職支援サービス、ハッシュタグ転職介護に相談してみてください。希望条件を丁寧に伺いながら、実際の給与・待遇の違いや施設ごとの方針もふまえた上で、あなたに合う職場をご紹介します。

数字だけでは見えにくい“本当の働きやすさ”も、一緒に考えていきましょう。

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特養で働くメリット

メリット
特養で働くことには、ほかの介護施設とは異なる独自のメリットがあります。

  • 介護スキルの向上が目指せる
  • 看取りまで長期にわたって関われる
  • 福利厚生が充実している

特に介護の総合的なスキルを身につけたい方や安定した環境で長く働きたい方にとって、特養は魅力的な選択肢といえるでしょう。

介護スキルの向上が目指せる

特養は要介護3以上の入居者さんが中心であり、寝たきりや車いすを利用する方も多いため、幅広い身体介護の技術を実践的に習得できる環境です。

日々の業務のなかでさまざまなケースに対応することで、介護知識や応用力、判断力が自然と磨かれていきます。

施設によっては、喀痰吸引や経管栄養の医療的ケアの技術取得を求められることもあるでしょう。

これらのケアは一定の研修を受けることで介護職員でも行えるようになった特定行為です。このスキルを身につけることで、より専門性の高い介護職としてのキャリアを築くことができます。

介護のあらゆる場面を経験できる特養は、介護職としての基礎を固め、総合的なスキルを習得したい方にとって魅力的な職場です。

看取りまで長期にわたって関われる

手を握る
特養は終の棲家としての役割も担っており、原則として終身にわたり利用できる施設です。

入居者さんの人生の最終段階に寄り添う看取りケアに携わる機会があることも、特養で働くメリットの一つでしょう。

人生の最期を尊厳を持って過ごせるよう支援することは、介護職としての専門性を高めるだけでなく、人間的な成長にもつながる貴重な経験となります。

また、ご家族の気持ちに寄り添いながら入居者さんを支えていく過程は、介護職としてのやりがいを強く感じられる瞬間でもあります。

長期的な関わりのなかで信頼関係を築き、その方の人生に深く関われる点は、特養で働く魅力の一つなのです。

福利厚生が充実している

特養の多くは、地方自治体や社会福祉法人が運営母体であり、経営が安定している傾向にあります。

そのため、賞与や各種手当(住宅手当や扶養手当など)などの福利厚生が整っている施設が多いです。

また、人材確保のために、独自の福利厚生制度を設けている施設もあります。

例えば、職員向けの保育所を完備したり、長期勤続者への功労金制度を設けたり働きやすさを重視した取り組みが行われています。

長く安定して働きたい方や将来のキャリアプランをしっかり考えている方にとって、福利厚生の充実した特養は魅力的な選択肢となるでしょう。

グループホームで働くメリット

メリット
グループホームで働くことには、特養とは異なる独自の魅力があります。

  • 認知症の利用者の介護経験を積める
  • 自立支援を考えた介護ができる
  • 時間をかけて関われる
  • 身体的負担が少ない

特に認知症ケアに興味のある方やアットホームな環境で働きたい方にとって、グループホームは理想的な職場となるでしょう。

認知症の利用者の介護経験を積める

グループホームは認知症ケアに特化した施設であるため、認知症の症状や進行に合わせた専門的なケア技術や知識を深く学べます。

認知症の方とじっくり向き合い、その方の行動や心理を理解しながら適切なケアを提供する経験は、介護職としての専門性を高める貴重な機会となります。

グループホームでの経験を活かして認知症ケア専門士といった認知症に関わる資格取得を目指すこともおすすめです。

資格取得はグループホームだけでなく、ほかの介護施設への転職の際にも役立ちます。

高齢化社会が進むなかで認知症ケアの需要は今後さらに高まると予想されるため、グループホームでの経験は将来的にも価値のあるキャリアとなるでしょう。

自立支援を考えた介護ができる

自立支援
グループホームでは、入居者さんの残存能力を活かし、できることは自分で行ってもらうことを基本としたケアを実践します。

してあげる介護ではなく、できることを引き出す介護を通じて、入居者さんの自尊心を守りながら生活の質を高めていくアプローチが大切にされています。

どこまでサポートすべきか、どこから見守るべきかのさじ加減を日々考えながら実践することで、介護職としての判断力が養われるでしょう。

時間をかけて関われる

グループホームは少人数制であるため、一人ひとりの個性や生活歴、ニーズに合わせたきめ細やかなケアを提供しやすい環境となっています。

入居者さんとの距離が近く、日々のコミュニケーションを通じて深い信頼関係が築きやすいのも大きな魅力です。

少人数ならではの濃厚な関わりは、介護職としての満足度も高く、長く働き続けられる環境といえます。

身体的負担が少ない

食事指導する女性スタッフ
特養と比較して、グループホームの入居者さんは要介護度が低いため、移乗介助やおむつ交換などの身体介護の頻度が少ない傾向にあります。

日常生活のサポートや見守り、声かけなどが中心の業務であるため、体力面に自信がない方でも働きやすい環境です。

認知症ケアに関心があり、コミュニケーションを重視した介護を実践したい方には、グループホームは理想的な職場環境でしょう。

体力的な負担を抑えながら、やりがいのある介護を続けたい方にはグループホームは魅力的な選択肢です。

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