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精神保健福祉士(PSW)の実習時間は?実習免除制度と条件も解説

介護の現場で働くなかで、精神保健福祉士という資格に興味を持つ方が増えてきています。

養成課程で求められる実習の時間数や具体的な内容がよくわからず、今の仕事を続けながら本当に取得できるのか、不安に感じている方も少なくないでしょう。

どれくらいの期間が必要になるのか、免除制度は自分にも使えるのかといった疑問を抱えたまま、なかなか一歩を踏み出せないケースは珍しくありません。

この記事では、PSWの実習時間や学ぶ内容、免除制度が適用される条件について順を追って整理していきます。

介護職として日々培ってきた相談援助のスキルが、資格取得への近道になることもあるため、ぜひ終わりまで読んでみてください。

精神保健福祉士(PSW)の受験に必要な実習時間

勉強する女性

PSWの養成課程を修了するには、ソーシャルワーク実習として210時間を履修しなければなりません。

厚生労働省の省令で定められたこの時間数のうち、精神科病院をはじめとする医療機関での実習が90時間以上を占めます。

残りの時間は、地域にある福祉施設で経験を積む構成となっています。医療と地域の両方を経験することで、精神障害のある方への支援を包括的に理解できる仕組みです。

通信課程であっても同じ時間数が設定されているため、働きながら資格取得を目指す道は開かれています。

なお、実習指導という科目で別途90時間の履修も求められますが、週末や長期休暇を利用したスケジュールを組んでいる養成施設も存在します。

仕事との両立を検討している方は、入学前に各養成施設のカリキュラムや実習時期を確認しておくことがおすすめです。

精神保健福祉士(PSW)の実習内容

研修を受ける女性と男性の整体師

PSWの実習では、教室で学んだ理論や知識を現場でどう活かすかを体験的に身につけていきます。

相談援助の技術を磨くだけでなく、精神障害のある方が地域で暮らし続けるために何が大切かという視点を養うことが狙いです。

介護職として日々のコミュニケーションや利用者対応で培ってきた経験は、実習先でも大きな武器になるでしょう。

演習と実習を行き来しながら学ぶスタイルを通じて、実践力を備えた専門職への成長を目指します。

実習目的

PSWの実習が目指すことは、精神障害者の社会復帰支援に欠かせない知識と技術を現場で身につけることです。

精神科病院や障害福祉サービス事業所において、利用者との面談の進め方やケース記録のまとめ方を実際に経験します。

加えて、医師や看護師など他職種と連携する場面に立ち会うことも、PSWがチームのなかでどのような役割を果たすのかを肌で感じ取る貴重な機会です。

厚生労働省の養成カリキュラムでも、講義で得た理論をもとに考え行動し、ソーシャルワーク実践の土台となる力を育てることが掲げられています。

実習科目

勉強する女子学生

養成課程で履修する実習関連の科目は、ソーシャルワーク演習・ソーシャルワーク専門演習・ソーシャルワーク実習指導・ソーシャルワーク実習という4つで構成されています。

それぞれの時間数は、演習が30時間・専門演習が90時間・実習指導が90時間・実習本体が210時間です。

演習で練習した内容を実習で試し、また演習に戻って振り返るというサイクルを繰り返しながら学びを深めていきます。

社会福祉士との共通科目もあるため、両方の資格取得を視野に入れている方には効率よく学習を進められる仕組みです。

実習費用

実習にかかる費用は、どの養成施設を選ぶか、通学か通信かによって変わってきます。実習費だけで100,000〜200,000円(税込)ほどが一つの目安となり、実習先までの交通費や場合によっては宿泊費も上乗せされます。

通信課程の場合、学費の総額は1,000,000〜1,500,000円(税込)あたりが相場となっており、分割払いに対応している養成施設も少なくありません。

教育訓練給付金の対象講座に指定されているケースもあり、要件を満たせば費用の一部が戻ってくる可能性があります。

介護職として日々のコミュニケーションや利用者対応で培ってきた経験は、実習先でも大きな武器になるでしょう。利用者一人ひとりの背景を理解し、寄り添う姿勢は、精神障害のある方が安心感を持って社会復帰できるよう支援するうえで不可欠な要素です。

実習を通じて、その経験を精神保健福祉の専門知識と結びつけ、実践的なスキルとしてさらに磨きをかけられます。 演習と実習を行き来しながら学ぶスタイルを通じて、実践力を備えた専門職への成長を目指しましょう。

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精神保健福祉士(PSW)の実習を受けられる施設

車椅子に乗っているおばあちゃんと介護士

PSWの実習は、厚生労働大臣が指定した施設や事業所で行うルールになっています。実習先は医療分野と地域分野の2つに大別され、どちらの領域でも経験を積むことが必要です。

精神科病院で90時間以上の実習を行うことが基本で、残りは地域の障害福祉サービス事業所などが受け皿となります。

実習先の調整は養成施設が担当することが通例で、自宅から無理なく通える範囲で選ばれることがほとんどです。

医療分野

医療分野の代表的な実習先は、精神科病院や精神科診療所です。精神科病院では、入院している患者さんへの相談対応や退院に向けた支援の流れを間近で学びます。

PSWは医療チームの一員として、医師・看護師・作業療法士らと協力しながら患者さんの社会復帰を後押しする立場にあります。

実習中は患者さんとの面談に同席したり、ケースカンファレンスの場に参加したりしながら、現場で通用するスキルを少しずつ身につけていく流れです。医療機関での学びは、PSWとしてのキャリアを支える土台となるでしょう。

地域分野

地域分野で実習を受けられる施設としては、障害福祉サービス事業所・地域活動支援センター・相談支援事業所などが挙げられます。

これらの現場では、精神障害のある方が住み慣れた地域で生活を続けるための支援のあり方を学びます。

就労移行支援事業所であれば、利用者の就職活動を手伝ったり、働き始めてからの定着をフォローしたりする場面に触れられることが特徴です。

グループホームでは、日常の暮らしを支える関わり方や自立に向けたサポートの実際を経験します。

地域分野の実習を終えると、病院以外で活躍する自分の姿がイメージしやすくなるでしょう。

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精神保健福祉士(PSW)の実習免除制度の適用範囲

顧客と話し合いをするスーツ姿の女性

PSWの養成課程には、現場経験のある方を対象にした実習免除の仕組みが用意されています。

福祉サービスに従事している方の負担を軽減し、国家資格の取得を後押しすることが制度の狙いです。免除を受けるには、指定施設で特定の業務に1年以上携わった経験が条件となります。

介護の仕事を通じて相談援助に関わってきた経験がある場合は、この制度を使える余地があるかもしれません。まずは、自分がこなしてきた業務の中身を振り返ってみましょう。

相談業務

免除の対象に含まれる業務の一つが、相談援助業務です。精神障害のある方やそのご家族から話を聞き、助言や情報提供を行う仕事がこれにあたります。

精神科病院で医療ソーシャルワーカーとして動いてきた経験や、障害福祉サービス事業所で相談支援を担ってきた経験などが該当します。

介護施設において利用者やご家族の悩みに耳を傾けてきたケースも、業務の内容次第では対象です。

厚生労働省の通知には、地域相談支援の利用にまつわる相談なども対象として明記されています。

社会復帰に向けた助言や指導

介護の相談する親子

精神障害のある方の社会復帰に関する助言や指導を行う業務も、免除対象として認められています。

退院後の生活設計を一緒に考え、地域で暮らすうえで役立つ情報を届ける仕事が該当する業務です。

就労支援の一環として、求人の探し方をアドバイスしたり履歴書の書き方を教えたりしてきた方も、条件を満たす可能性があります。

利用者の希望や強みを把握し、目標に向けて一緒に歩んでいくことがこの業務のポイントです。介護の現場で培った利用者本位の姿勢は、社会復帰支援でも大きな強みとなるでしょう。

生活技能の訓練

日常生活への適応に必要な訓練を担当する業務も、免除の対象に数えられています。お金の管理や薬の飲み忘れ防止、電車やバスの乗り方といった、地域で自立した暮らしを送るために欠かせないスキルの習得をサポートする内容です。

グループホームや生活訓練事業所でこうした支援に携わってきた経験は、該当する可能性があります。

介護現場でADL訓練や生活リハビリテーションに関わってきた経験も、似た性質の支援として評価対象です。

患者さんの周辺環境の整備や支援

ミーティングしている医療従事者

精神障害のある方を取り巻く環境調整や関係機関との連絡調整も、免除対象の業務として挙げられています。

家族との関係をほぐす働きかけや、病院と福祉事業所の間を橋渡しする役目、住まい探しのサポートなどが具体例です。

介護支援専門員として多職種連携を経験してきた方、相談員の立場でサービス担当者会議に出席してきた方は、この業務に当てはまる可能性があります。

周囲の環境を整える視点は、PSWとして働くうえで欠かせない要素の一つです。

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精神保健福祉士(PSW)の実習免除を受けられる条件

人差し指を立てている女性

実習免除を利用するためには、厚生労働省が示す具体的な条件をクリアする必要があります。

代表的な条件は、指定施設で1年以上の相談援助業務に従事した経験を持っていることです。

社会福祉士の資格を取得済みの方には、別枠の免除ルールが適用されます。自分の経験が条件に当てはまるかどうか迷ったら、養成施設へ直接問い合わせてみることが近道です。

社会復帰に関する相談援助業務経験が1年以上

免除を受けるための基本ラインは、指定施設で1年以上にわたり相談援助業務に従事した経験です。

認められる施設としては、精神科病院・障害福祉サービス事業所・精神保健福祉センター・保健所などが挙げられます。

業務の中身は、先に触れた相談対応・社会復帰に向けた助言・生活技能の訓練・環境整備などが対象です。

勤務期間の計算については、通算で1年を超えていれば複数の施設での経験を足し合わせて認められるケースもあります。

特定の社会福祉士は一部免除

勉強する介護福祉士

社会福祉士の資格を持っている方は、PSW養成課程の一部科目について履修が免除されます。

社会福祉士の課程で、すでに学んだ共通科目は再履修が不要で、短期養成施設に通うだけで受験資格を得られる仕組みです。

国家試験でも、社会福祉士との共通科目11科目が免除の対象です。介護福祉士から社会福祉士へ、さらにPSWへとステップを踏んでいきたい方にとっては、効率のよいキャリアパスになります。

ハッシュタグ転職介護では、介護職からPSWへのキャリアチェンジを目指す方をトータルでサポートしています。

また、相談援助業務の経験が積める職場や、資格取得支援が手厚い事業所の求人を幅広く取り扱っているのも特徴です。

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精神保健福祉士(PSW)を取得するメリット

人差し指を立てている女性

PSWの資格を手にすると、介護職としてのキャリアの幅は大きく広がります。精神障害者支援に特化した専門職として力を発揮できる場は、医療機関・福祉施設・行政など多岐にわたることが特徴です。

メンタルヘルスに課題を抱える方への支援ニーズは年々高まっており、将来性のある資格です。ここでは、PSW取得がもたらす具体的なメリットを4つの角度から見ていきます。

人の支えになるやりがいを感じられる

PSWの仕事の核心は、精神障害のある方が社会に戻り、地域で暮らし続けることを支えることにあります。

長い入院生活を経た患者さんが退院し、地域での新たな一歩を踏み出す瞬間に立ち会えることは、この仕事ならではの醍醐味です。

就労支援を通じて利用者が職場で活躍し始める姿を見届けたときも、深いやりがいにつながります。

介護職として培ってきた、誰かの役に立ちたいという思いを、より専門的な方法で実現できる資格です。

将来性の高い資格を得られる

ガッツポーズをする女性

PSWは、将来性のある国家資格として注目を集めています。登録者数は2025年1月末の時点で108,748人に達し、毎年増え続けています。

第27回国家試験の合格率は70.7%となっており、きちんと対策すれば十分に手の届く資格です。

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの整備が進む中、PSWが活躍する場面は医療福祉にとどまらず、教育・司法・産業へと広がっています。

給与アップが期待できる

PSWを取得すると、給与アップのチャンスが広がります。国家資格を持つ職員に対して資格手当を支給する事業所は珍しくありません。

精神科病院のソーシャルワーカーや相談支援専門員といった職種に転職すれば、基本給そのものが上がる可能性もあります。

介護福祉士に加えてPSWを持っていれば、より専門性の高いポジションへの道が開け、収入面でのステップアップを実現しやすくなるでしょう。

転職に有利になる

PSWの資格は、転職市場で高く評価されています。精神科病院やクリニック、障害福祉サービス事業所だけでなく、企業の従業員支援プログラムや学校のスクールソーシャルワーカーといった求人も増えてきています。

登録者数は10万人を超えていますが、メンタルヘルスの課題を抱える方への支援ニーズの伸びを考えると、まだまだ人材が足りていない状況です。

介護業界以外にも選択肢を広げたキャリア形成ができるでしょう。

実習時間をクリアして精神保健福祉士(PSW)にステップアップしよう

女性介護スタッフ

PSW取得にはソーシャルワーク実習210時間が必要です。医療機関で90時間以上、残りは地域の福祉施設で経験を積む構成となっています。

指定施設で1年以上相談援助業務に従事した方は実習免除の対象となります。社会福祉士の資格を持っている方は短期養成施設で受験資格を得られる仕組みです。

メンタルヘルス支援へのニーズが高まる今だからこそ、介護の現場で培った経験を活かした取得ルートをぜひ検討してみてください。

ハッシュタグ転職介護では、PSWの資格取得を目指す方のキャリア支援に力を注いでいます。

幅広くご用意していることは、免除条件を満たすための実務経験が積める職場や、資格取得支援制度が整った事業所の求人です。

介護業界を熟知したキャリアアドバイザーが、あなたの経験やスキルを踏まえてPSW取得への道筋を一緒に描きます。

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