キャリアアドバイザーに相談する

介護職員初任者研修とは?取り方やメリットを解説

介護は、歳を重ねるにつれて誰もが向き合う身近なテーマの一つです。かつては家族が担うべきものととらえられていましたが、今では職業として定着しています。急速に進む高齢化に伴い介護職の需要は増加の一途をたどっているのが現状です。

増加する需要に対し人材不足が課題とされ、国を挙げて介護職員を増員・育成するための対策が実施されています。その対策の一つが介護職員初任者研修です。初任者研修は、介護の道を志す最初のステップとして位置づけられています。

この記事では介護職員初任者研修の受け方やメリット、費用や修了後のキャリアパスについてご紹介します。

「介護は未経験だけど興味がある」や「資格を取って介護職に挑戦したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護職員初任者研修とは

高齢者をベッドで介助する男女の介護士
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識と技術を習得するための研修です。厚生労働省が定めた基準をもとに都道府県が監督・研修機関の指定を行い、指定を受けた民間事業者が研修を実施します。

経験の有無は問われず、介護未経験でも受講できるのが特徴です。

以前はホームヘルパー2級と呼ばれていましたが、2013年の制度改正以降ホームヘルパー2級の後継資格として広く認知されるようになりました。

この章ではホームヘルパー2級との違いや初任者研修修了後にできる仕事、またどのような方が向いているか詳しく解説します。

旧ホームヘルパー2級との違い

1994年に誕生したホームヘルパー2級は、訪問介護に特化した基礎知識や技術の習得を目的とする資格でした。それに対し介護職員初任者研修は施設介護も含んだ内容になっており、より広範囲な知識と技術が習得できるように改正されています。

また認知症高齢者の増加に伴い、ホームヘルパー2級にはなかった認知症の理解の項目が追加されました。

さらに大きな違いは、現場実習の廃止と修了試験の新設です。ホームヘルパー2級では約30時間の施設実習が必須でしたが、介護職員初任者研修では実習は原則行われません。一方ホームヘルパー2級にはなかった修了試験ですが、初任者研修では理解度を確認する目的で新たに実施されるようになりました。

ホームヘルパー2級と比べてスクーリング時間が増えている点も違いの一つです。

取得するとできる仕事

車椅子に乗った女性をサポートする介護士
介護業界では、身体介護ができるかどうかで就ける仕事の種類が変わってきます。身体介護とは、入浴・排泄・着替えなどの対象者の身体に直接触れる介助のことです。正しい方法で行わないと、対象者に精神的にも身体的にも負担を与えてしまうため、無資格ではできません。

初任者研修修了者は身体介護の正確な知識と技術を備えていると認められ、有資格者として未経験でも介助が行えます。

身体介護を業務に含む訪問介護や老人施設の職員、病院の介護助手など選べる職種の幅が広がるでしょう。

介護の業務内容

どのような方が受けるべきか

介護職員初任者研修には、次のような方が向いています。

  • 介護職に興味のある未経験者
  • 介護福祉・医療分野へキャリアチェンジを考えている方
  • 介護福祉士など上位の資格を目指す方
  • 副業・パートで介護職を始めたい方
  • 高齢者と接するのが好きな方

未経験者でも受講できる点は大きな魅力です。また異業種で働いていた方が、家族の病気などをきっかけに介護職をセカンドキャリアに選ぶケースもあります。上位資格取得の第一歩として活用したり、資格を利用してデイサービスなど短時間勤務の仕事を選んだりすることも可能です。

ハッシュタグ転職介護では、医療・福祉業界に特化した知識とネットワークを持ち、介護職に挑戦する方を全力でサポートします。人生のキャリアパートナーとして、希望や不安をひとつひとつ聞き、丁寧なアドバイスでフォローを続けます。

介護職員初任者研修を受けて、新たな一歩を踏み出したいとお考えの方は、ハッシュタグ転職介護にご相談ください。専門アドバイザーがその思いに寄り添い、あなたに合った職場をご提案します。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護職員初任者研修を取得するメリット

介護系スタッフ
介護業界では、資格保持者の優遇や働きやすい環境づくりを目指し、国が主体となりさまざまな対策がとられています。今後介護資格の価値が高まる可能性は十分あるといえるでしょう。

そんな将来性のある介護の基礎を習得できる初任者研修は、給与面や職場の選択、キャリアパスにおいてとても役立ちます。主なメリットを以下に解説します。

資格手当がつく可能性がある

介護職員初任者研修の資格手当は各事業所や地域によって差があるのが現状です。約3,000円前後とのデータもありますが、手当の支給がない施設もあります。

しかし平均給与は無資格者と比べると大きく違います。2024年度の初任者研修修了者の平均月収が約324,830円であるのに対し、無資格者は約290,620円と約34,000円の差が見られました。

時給制の非常勤職員でも、有資格者と無資格者では年収で約400,000円の差があり、初任者研修の資格があれば給与のベースアップが期待できるでしょう。

就職や転職の選択肢が広がる

介護福祉士の若い女性
介護職員初任者研修修了者は、訪問介護はもちろんさまざまな介護施設で働くことが可能です。介護施設には次のような種類があります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • グループホーム

特別養護老人ホームは重度の要介護高齢者を対象とした施設で、看取りまで対応していることが特徴です。介護老人保健施設は自宅で再び生活ができるようリハビリテーションを重視しており、病院を退院した要介護の高齢者などが入所します。

有料老人ホームは費用やサービスが施設ごとに異なり、入所者の介護度もさまざまです。サービス付き高齢者向け住宅の入所者は自立度が一般的に高く、安否確認や生活相談など生活のサポートが主な業務です。グループホームは少人数制で認知症高齢者を対象としています。

施設や事業所の4〜5割が採用条件として初任者研修修了者を掲げており、無資格でも入職後の取得を条件とするケースがほとんどです。初任者研修を修了すれば、就職や転職の際に有利になるといえます。

ハッシュタグ転職介護では、医療・福祉分野で築いたネットワークを活用し、資格取得の支援制度が整った施設や資格手当が充実した職場のご提案が可能です。

さらに入職後も定期的にヒアリングを行い、新しい職場での悩みや不安をいつでも相談できる環境を整えています。

就職や転職に有利な初任者研修を武器に自分の可能性を試したい方は、ぜひハッシュタグ転職介護の専門アドバイザーに思いを聞かせてください。人生のキャリアパートナーとして、全力でサポートします。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護業界への理解が深まる

介護士と高齢者女性
かつての介護業界は、きつい・汚い・危険といったいわゆる3Kと呼ばれるネガティブなイメージを持たれていました。しかし介護従事者への処遇改善の取り組みが本格化する現在は、3Kのイメージは払拭されつつあります。

実際に介護職として働いてみると、外から見るイメージとは違う一面を発見できるかもしれません。高齢者が見せる笑顔や感謝に触れたとき、やりがいを感じられるのではないでしょうか。

ハッシュタグ転職介護では、医療・福祉業界に精通した専門アドバイザーがあなたの特性や職歴などを考慮し、希望に沿った職場をご提案できます。

また介護職に興味があるが何から始めたらよいかわからないといった不安にもしっかりと寄り添い、人生のキャリアパートナーとして二人三脚でサポートします。一人で悩む必要はありません。

ハッシュタグ転職介護の専門アドバイザーに相談して、やりがいを感じられる職場を見つけてみませんか?

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護職員初任者研修の取得方法

スマホを見ながら会話する先輩と若い看護師
介護職員初任者研修の実施機関は、都道府県から指定を受けた民間の事業者や福祉法人などです。全国規模の大手介護スクールや各地域の事業所など、全国で800以上の実施機関があります。通いやすさや費用面などを検討しながら、自分に合った受講場所の選択が可能です。

通学のみのコースと通学・通信併用のコースがあり、働きながら受講できます。実技講習が含まれるため、通信のみでは修了できません。
詳しく説明していきましょう。

通学と通信がある

初任者研修のカリキュラムは130時間で、座学と実技講習に分かれています。

通学コースは全カリキュラムをスクールに通って受講するシステムです。通学・通信併用コースは130時間のうち40.5時間までを通信で学び、座学の残りと実技講習はスクールで受講する必要があります。

受講から修了までの流れ

受講するスクールまたは事業所に申し込みを済ませ、カリキュラムにしたがって学習が始まります。通学・通信併用のコースは自宅に届いた教材に沿って自宅学習を進めながら、所定の日時にスクールに通うケースがほとんどです。

全カリキュラムを履修した後に修了試験を受験します。修了試験に合格後、実施機関から発行された修了証を受け取り研修は終了です。研修期間は選択コースによって異なり、1.5〜4ヶ月と幅があります。

働きながら取得できる?

初任者研修修了者を増やすため、働きながらでも受講しやすい環境づくりが推奨されています。土日のみ研修を受けられるコースや夜間コースなど、実施機関ごとに多彩なコースが用意されており、仕事をしながらでも受講が可能です。

介護職員初任者研修のカリキュラム内容

笑顔の高齢者女性と女性スタッフ(杖)
介護職員初任者研修のカリキュラムは全部で10項目あり、項目ごとに時間数が決められています。初任者研修は、厚生労働省が定めたこのカリキュラムに沿って実施されます。

講義と実技

10項目の内容は以下のとおりです。

  • 職務の理解
  • 介護における尊厳の保持・自立支援
  • 介護の基本
  • 介護・福祉サービスの理解と医療との連携
  • 介護におけるコミュニケーション技術
  • 老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • こころとからだのしくみと生活支援技術
  • 振り返り

各項目3〜9時間の学習内容で、介護の概念や基礎知識を学びます。このうち、こころとからだのしくみと生活支援技術では実技講習が含まれるため75時間と長時間です。この項目で体位変換や移乗介助など基本的な介護技術を実践します。

実習はある?

すでに述べたように、介護職員初任者研修では施設実習は原則実施されません。しかし職務の理解や振り返りの一環として施設見学などの実習は可能とされています。

オプションとして実習を研修内容に盛り込んでいるスクールもあり、介護の現場を体験したい方にはおすすめです。

難易度と合格率

勉強する介護福祉士
介護職員初任者研修は基礎的な知識や技術の習得を目的としており、難易度は高くないといわれています。

修了試験はきちんと講義を受けていれば合格できる内容です。不合格の場合でもほとんどのスクールで追試が無料で受けられるため、合格率は極めて高いといえるでしょう。

介護職員初任者研修や介護職に興味がある方は、ハッシュタグ転職介護にご相談ください。

ハッシュタグ転職介護は医療・福祉分野に特化した知識とネットワークを駆使して、希望に適した職場をご提案します。企業紹介や選考対策、入社後のフォローまで一人のアドバイザーが一貫してサポートすることで、信頼関係を築きながらあなたに合った職場探しが可能です。

まずはあなたの考えるキャリアプランを聞かせてください。プランに向けて今何ができるか、一緒に考えてみませんか?

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

取得にかかる費用

介護資格のイメージ
資格取得にかかる費用も気になるところです。介護職員初任者研修の受講料の相場は50,000〜150,000円と大きく異なります。費用の違いを生む要因として立地条件や振替授業の取りやすさ、修了後のアフターフォローの有無が挙げられます。

スクールによってはキャンペーンなど通常より低い費用で受講できる場合もあるので、受講料とサービスのバランスを考慮しながら無理なく受けられる実施施設を選びましょう。

また公的支援の活用も費用の負担を抑える方法の一つです。ハローワークの求職者支援制度や国が実施する教育訓練給付金制度、地方自治体による初任者研修助成金制度など補助金や貸付金を利用できるケースがあります。それぞれ受給要件があるので調べておくことが大切です。

修了後のキャリア

公園で話す高齢者と笑顔の介護スタッフ女性
介護職員初任者研修は、次のステップとなる資格が順序よく設定されており、取得後のキャリアパスを明確に描けるのが特徴です。

実務者研修を経て介護福祉士を目指したり、さらに上の認定介護福祉士やケアマネジャーに挑戦したりと意欲次第でキャリアアップできます。

上位資格の特徴について見ていきましょう。

介護福祉実務者研修

介護福祉士実務者研修とは、介護福祉士になるために必要な研修です。介護福祉士を受験するには実務経験3年に加え、介護福祉士実務者研修を修了していることが義務付けられています。

実務者研修のカリキュラムは20科目(450時間)で、修了試験はありません。痰の吸引や、経管栄養など医療的ケアがカリキュラムに含まれているのが特徴です。受講資格はなく、誰でも受講できます。

介護福祉士

介護福祉士は、介護業界で唯一の国家資格として広く認知されています。

3年の実務経験と実務者研修修了が受験資格となっており、介護福祉士国家試験に合格した者だけが名乗ることができる名称独占資格です。

確かな介護知識と技術、経験の証として認知される介護福祉士は、リーダーなど責任ある職務を任される場合が少なくありません。

国家資格という信頼性と専門性の高さから、将来的にも安定した雇用が期待できるでしょう。

認定介護福祉士やケアマネ

高齢者にケアプランを説明するミドルの女性
認定介護福祉士は、介護福祉士の上位資格として2015年に創設された民間資格です。介護職の育成やサービスの普及、多職種との連携など業務内容は多岐にわたります。

受講するには介護福祉士の保有と実務経験5年以上、居宅・施設サービス両方の支援経験などいくつかの要件があります。費用は300,000〜600,000円と高額ですが、取得後は管理職や専門職に就いて高収入につながるケースが少なくありません。

包括的な介護サービスマネジメントの担い手として、多方面での活躍が期待されています。

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護認定を受けた高齢者のニーズに合わせて介護サービスを計画する専門家です。介護保険制度に則ってケアプランを作成し、円滑にサービスが提供できるよう利用者と事業所、行政機関との調整役を担います。

ケアマネジャーの試験は合格率が10〜20%ととても低いのが特徴です。受験資格の厳格化や、3年ごとの介護保険改正のたびに問題内容が更新される点などが要因といわれています。

難易度の高い資格ですが、取得すれば介護サービスのコーディネーターとして需要は高いでしょう。

介護職員初任者研修を取得してキャリアアップを目指そう

ケアスタッフ
介護業界は、職場環境の改善や資格保持者の地位向上が進められている将来性のある職場です。

そんな業界の入り口である介護職員初任者研修は、取得する価値のある有望な資格といえます。未経験でも取得できる点は大きな魅力のひとつです。知識と技術を磨けば、次のステップに挑戦できる環境も整いつつあります。

歳を重ねても自分らしい生き方ができるよう支援する介護職は、やりがいに満ちた職業ではないでしょうか。

高齢者との触れ合いのなかでほかの仕事にはない充実感が味わえるだけでなく、自身の成長にもつながるでしょう。

ハッシュタグ転職介護では、あなたの思いを叶えられるよう全力で転職活動をサポートします。医療・介護業界の豊富な専門知識をもったアドバイザーが真摯に話を聞き、資格を取得しやすい職場や受講のプロセスを具体的にご提案します。

今の職場に違和感を感じる方は、ぜひハッシュタグ転職介護にご相談ください。信頼できるキャリアパートナーとして、常にあなたに寄り添います。不安を勇気に変えて、介護の世界に挑戦してみませんか。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

関連記事

カテゴリー