介護職への転職で志望動機が重要な理由
介護職への転職に限らず、履歴書や面接の際に重要になるのが、志望動機です。
志望動機は、その仕事・企業への理解度や入社したい理由のため、選考の際に採用側がとても重視する点です。
特に、介護職と関係がない業種からの転職であれば、採用側は特に志望動機が気になるでしょう。採用側は、以下のような内容を知りたいために志望動機を聞いてくるでしょう。
- 自社への理解度
- 求職者の考え方との接点は何か
- 自社でどのようなことがやりたいのか
- これまでの経験を自社でどのように活かすのか
- 未経験からどうして介護職に転職するのか
- 多くの施設や事業所があるなかで、どうして自社を選んだのか
採用側にとって履歴書や面接は、求職者の人となりや考え方を知るための重要な場です。
採用側は、自社の考え方や雰囲気に合った方を選びたいと考え、求職者側は自身が相手の会社で働くことのメリットを知ってもらおうと考えます。
お互いを知るために面接を行い、お互いの想いを確認できる項目が志望動機です。そのため、志望動機をしっかりと考えてから面接に臨む必要があるでしょう。
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介護職の志望動機で盛り込むべき4つの要素
志望動機に盛り込むべき要素は、以下の4つです。
- 介護業界に興味を持った理由
- その施設や事業所を選んだ理由
- これまでの経験の活かし方
- 転職後に実現したいことや目標
これらを詳しく紹介します。
介護業界に興味を持った理由
介護業界未経験の転職であれば、介護業界に興味を持った理由を履歴書に盛り込む必要があります。
近年、65歳以上の高齢者の増加で介護職のニーズが高くなっており、介護業界未経験の方を歓迎している求人も増えました。
そのため、介護業界に転職を考える方も少なくないでしょう。介護業界への転職に限らず、異業種から未経験への転職になると、採用側はその理由が気になります。
転職理由を聞くと、求職者の考え方や仕事のやり方などがわかるからです。
介護の仕事は、入浴・着替えの介助・おむつの交換・食事や服薬の介助・口腔ケアなど、未経験の方が想像している以上に重労働です。
そのため、採用担当者は求職者が介護業界に興味を持った理由を知りたいと感じるでしょう。
あなたも友人や家族がやったことがないことに挑戦すると言いだした際に、その理由が気になるのと同じです。
そのため、履歴書を書く際には介護業界に興味をもった理由を盛り込むようにしましょう。
なぜその施設や事業所を選んだのか
施設や事業所は数多く存在するため、応募した施設や事業所を選んだ理由を明確にする必要があるでしょう。
明確でない場合、採用側はどこの施設や事業所でもよいのではないかと感じてしまいます。
2022年の10月時点で、介護保険施設の数は介護老人福祉施設で8,494施設、介護老人保健施設で4,273施設とされています。
介護老人福祉施設は、一般的に特別養護老人ホームと呼ばれ、地方自治体が運営する公的な施設です。
介護老人保健施設は、老健とも呼ばれており、リハビリで家庭復帰を目的としている施設です。
ほかにも要介護者の長期療養や生活のための施設や利用者の自宅に訪問する訪問介護事業所など、介護職の働く施設は数多くあります。
また、施設や事業所によって介護を受ける方の身体の状態や環境が異なるため、必要とされる介護技術や知識も異なります。
自分がやりたいことと施設の形態で行えることが合わないと、入職しても何か違ったと感じ、長くは続かないでしょう。
そのため、採用したいと思ってもらえるように応募した施設や事業所のことを知り、選んだ理由を明確に伝えることが重要になります。
これまでの経験をどのように活かせるのか
志望者の経験や考え方なども採用担当者にとっては、採用の際の注目事項です。
そのため、履歴書に書く際には、これまでやってきたことや入職してできることを志望動機に盛り込むとよいでしょう。
記入する際には、周囲から評価されている点を書くと効果的です。これは、ウィンザー効果と呼ばれる第三者の情報の方が信頼性を増す心理的効果です。
買い物や飲食店を選ぶ際に第三者の感想を見て選ぶ方も少なくないでしょう。これもウィンザー効果です。
履歴書や面接の際にも、周囲からの評価を盛り込むと、あなたの信頼性が増すでしょう。
転職後に実現したいことや目標
転職後に実現したいことや目標がある方を、採用担当者は採用したいと感じるでしょう。
転職後のビジョンがある方は、仕事への熱意があり、入社後の頑張りがイメージしやすいです。
採用担当者は、求職者に自社に貢献してくれるかや役立ってくれるかを判断しています。
そのため、介護職未経験で転職される場合には、資格取得を目標の一つにするとよいでしょう。
【状況別】介護職への転職に役立つ志望動機例文
志望動機の重要性や盛り込む内容を理解しても、いざ履歴書に書く際には戸惑う方も少なくないでしょう。
そのため、ここからは、介護職への転職に役立つ状況別の志望動機の例文を紹介します。
異業種から未経験で介護職へ転職する場合
異業種から介護職への転職の場合、以下の例文のように前職でのエピソードや今までの経験を活かした志望動機にすると、採用担当者の目にも留まりやすくなるでしょう。
「私は、5年間飲食店で接客を行ってきました。お客様の要望に応えることにやりがいを感じ、対応が丁寧とのことでお客様からお褒めの言葉をいただいたこともあります。
仕事を全うしていくなかで、よりお客様に寄り添える仕事がしたいと思うようになり、介護職への転職を決めました。
飲食店で培ったお客様への気配りや状況に応じた対応力で、貴施設でも利用者様が心地よく過ごせるように頑張ります。」
介護経験者が他の介護施設へ転職する場合
「現在の職場では、スタッフ不足もあり、利用者様に満足していただけるようなケアを提供できていないと感じてます。
そのため、スタッフ同士のサポートが整っている貴施設で、利用者様に寄り添った介護に従事したいと思うようになりました。
これまでの介護職の経験で培った介護技術や観察力を活かして、利用者様が望む生活をサポートしていけたらと考えています。」
資格取得やキャリアアップを目的とした転職の場合
「現在、私はデイサービスで働いています。限られた時間のなかで、利用者様が満足していただける時間と空間を考えて、業務を行っています。
そのなかで、もっと利用者様に寄り添った介護を行いたいと思い、特別養護老人ホームで働きたいと考えるようになりました。
デイサービスの利用者様とは身体状態が異なる方もいらっしゃるため、先輩に聞いたり本で調べたりしながら、介護技術や知識を磨いていけたらと考えています。」
ブランクからの復帰を希望する場合
「私は、以前に介護福祉士として5年間、特別養護老人ホームで働いていました。しかし、別の業界での接客に興味が湧いたため、介護の仕事からは離れていた時期があります。
サービス業として多くの方と関わるなかで、一人ひとりに寄り添った対応がしたいと思い、今回介護職への復帰を決めました。
貴施設を見学した際に見た利用者様の笑顔や、職員同士のコミュニケーションの細やかさに驚き、貴施設で働きたいと思いました。
ブランクはありますが、もう一度学び直しながら利用者様の介助をしていけたらと考えています。」
【年代別】介護職への転職の志望動機例文
上記では、状況別の例文を紹介しました。ここからは、年代別の志望動機の例文を紹介します。
20代の転職でアピールしたいポイント
「私はこれまで異業種で働いてきましたが、人の生活に深く関わる仕事がしたいと考え、介護職への転職を決めました。
介護の仕事では、利用者様との信頼関係が重要です。介護職の経験はありませんが、まずは利用者様と接する機会を多く持ち、信頼関係の構築に励む次第です。
また、資格取得や勉強会などを通して、介護スキルや知識の習得を目指していきます。将来的には、介護福祉士の資格を取得し、利用者様のお役に立ちたいと考えています。」
30代でキャリアチェンジする際の志望動機
「これまで経理として事務作業を行ってきましたが、親の介護で離職しました。実際に介護を行うなかで、介護の重要性や大変さもわかるようになりました。
また、介護士やリハビリの方と接するなかで親と真摯に向き合う姿勢や考え方に影響を受けたため、介護の仕事に挑戦したいと考えています。
求人情報で貴施設を知り、見学させていただいた際に、介護士の方と利用者様が楽しそうに会話している姿を目にしました。
利用者様の話を傾聴し、考え方を尊重したケアを行っていると感じたため、貴施設を志望致しました。
介護職で働いた経験はありませんが、親の介護の経験を活かして、利用者様を尊重したケアを行いたいと考えています。」
40代・50代が介護職へ転職する際のアピール方法
「認知症の親の介護を3年間行っていました。今は、特別養護老人ホームに入居しています。
介護が始まった当初は、介護のことを甘く見ており、介護の経験がない私でもできると考えていました。
しかし、認知症の症状が進行していくなかで、対応方法に困ることは多々でてきました。その際に、親身に相談にのってくれたのが、介護士やケアマネージャーの方です。
そのため、専門的な分野で困っている方の役に立ちたいと考え、介護職への転職を決めました。貴施設を選んだ理由は、働きながら資格取得を推奨されており、早く一人前になれると感じたためです。
現場で先輩の介護技術を見たり実践したりするなかで、介護技術を磨いていけたらと考えています。また、将来は介護福祉士を取得して、利用者様から信頼される存在を目指しています。」
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介護職の志望動機で避けるべきNG表現
志望動機を書く際には、採用担当者によい印象を与えない避けるべき表現があります。それを以下で紹介します。
給与や待遇面のみを志望理由にしない
給与や待遇面も仕事を決めるうえで大切な要素です。しかし、それだけを志望動機にすると、採用には至りにくいでしょう。
採用担当者の印象は、給料や待遇面しか見ていないため、条件がよい会社があったら辞めるかもしれないと思われる可能性があります。
そのため、志望動機を書く際には、前職よりも給料がよいからのような直接的な表現は避けましょう。採用を決めるのも人間です。
「ステップアップがしたい」や「キャリアを積める」など、採用担当者が採用したいと思えるような前向きな表現にするのがよいでしょう。
前職の不満を強調する書き方は避ける
転職の理由は、一人ひとり異なります。実際には、給与や待遇面の不満・社内の雰囲気が悪い・仕事がきついなどの理由で、転職される方も少なくないでしょう。
しかし、転職の理由を、前職の不満が協調された内容を書くのはNGです。採用担当者は、自社の雰囲気や仕事のやり方に合う方を探しています。
そのため、前職に不満があって辞めたことを知れば、うちでも何かしらの不満で辞めるのではないかと考えてしまいます。
給与や待遇面で不満があった場合には、評価制度が整っている職場で働きたいのような表現がよいでしょう。
雰囲気が悪かった場合には、職員間のコミュニケーションを大切にしている職場で働きたいにすると、前向きな転職と判断してもらえます。
「仕事がきつい場合には、お互いにフォローし合える職場で働きたい」という風に書くと、ネガティブな印象は生じにくいでしょう。
抽象的で具体性に欠ける内容を避ける
志望動機が抽象的で具体性に欠ける内容の場合にも、採用にはつながりにくいでしょう。
なぜなら、志望動機が弱いと、採用担当者はうちには向いていないかもやうちで働く理由ではないと判断してしまうからです。
そのため、今まで紹介したように志望動機は具体的に書くようにしましょう。
内容は、介護業界で行いたい仕事・その施設や事業所を選んだ理由・介護職で実現したいことなどを書くと、より具体的に感じやすくなります。
避けるべき表現を意識していても、自分の書いた志望動機に自信が持てないと感じる方は少なくありません。
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介護職への転職を成功させる志望動機の伝え方
志望動機に盛り込む内容や書き方が重要なように、志望動機が伝わりやすい方法があります。以下、詳しくご紹介します。
履歴書と面接での一貫性を大切にする
転職を成功させるためには、履歴書の内容と面接での発言に、一貫性を持つことが大切です。
面接の際に履歴書と違う発言をすると、採用担当者は本当のことを話しているのかと不信な気持ちを抱くでしょう。
そのため、面接では履歴書に書いた志望動機をベースに説明すると、説得力が増しやすいです。
面接では、履歴書の内容を深掘りします。面接の前に履歴書の内容を見直して、面接に臨むようにしましょう。
具体的なエピソードを添えて説得力を高める
具体的なエピソードを志望動機に盛り込むと、イメージがしやすくなるため、志望動機の説得力がより高まります。
前職の仕事内容や介護業界に転職した理由、その施設を選んだ理由などを具体的に書くようにしましょう。
前職の仕事内容も経験年数や力をいれて取り組んだ仕事、経験から得たことなど詳しく深掘りするとエピソードの具体性が増します。
転職理由や施設の選択理由も深掘りすると、よりイメージしやすくなります。以下は、具体的なエピソードを添えた例文です。
「私は7年間、営業として働いてきました。入社当初、お客様との関係をうまく築けず、悩んでいた時期があります。
先輩に相談したところ、話したいことがまとまっていない点や話の流れができていない点を指摘されました。
そこで、先輩に話し方のコツを教わったりスクールに通ったりして、話し方や話の流れなどを学びました。
その結果、翌年には顧客の件数が倍に増え、会社から表彰された経験があります。
しかし、仕事を続けていくうちにもっとお客様に寄り添った仕事をしたいと考えるようになり、介護職への転職を決意しました。
前職の営業の仕事で培ったお客様との接し方や関係の築き方を活かして、利用者様に信頼される関係性を築き、生活をサポートできたらと考えています。」
ポジティブな言葉選びで印象をよくする
上記の志望動機で避けるべきNG表現でも紹介したように、志望動機を伝える際にはポジティブな言葉を選ぶようにしましょう。
言葉で受け取る印象は変わります。例えば、職場の愚痴や不満ばかりを口にする人の話を聞いて、疲れたことはありませんか。
面接でも同様にネガティブな話を聞くと、採用担当者はあなたによいイメージを持ちにくくなります。
そのため、履歴書も面接の際にもポジティブな言葉を使い、よい印象を持ってもらえるように心がけましょう。それが、転職の成功へとつながっていきます。
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