ハローワークの職業訓練とは

全国のハローワークには常に数十から数百の職業訓練コースが募集されています。
訓練は大きく公共職業訓練と求職者支援訓練に分かれています。目的や雇用保険の受給状況にあわせて選びます。
いろいろなコースが用意されていますが、介護の仕事を勧められることがあります。
無理やりではなく、条件や適性に合わせて提案されることがほとんどです。
コロナ禍以降、介護現場は人手不足が深刻になっています。常に募集があります。
求人倍率が圧倒的に高いので、ハローワークの職員も紹介しやすい仕事としてみなしているのでしょう。
介護の資格がなくても、未経験から始めることができる仕事です。また、採用されやすい仕事でもあります。ところが、介護の仕事はとても奥が深いのです。興味があったらチャレンジしてみる価値があります。
実際には、ハローワークで相談をしながら自分に合った講座を探していく流れになります。
介護職に興味はあるものの、「自分に向いているかわからない」「年齢的に挑戦できるか不安」という方も少なくありません。
しかし、職業訓練には未経験から受講している方も多く、40代〜50代で介護業界に転職するケースもあります。
実習や座学を通して介護の基礎を学べるため、知識がない状態でも少しずつ仕事への理解を深めていけるでしょう。
もちろん、職業訓練の制度を利用することができます。制度を利用して、介護職の資格を取得しようと決めたら、自分はどちらにあてはまるかを確認しましょう。
公共職業訓練
こちらの制度は主に雇用保険を受給している方向けです。就職に必要なスキルや知識を習得するために行われます。国や都道府県が委託した民間機関で受講できます。
一般の離職者だけでなく、障害のある離職者や学校を卒業した方、仕事を持っている方に向けた4つの制度があります。離職者は無料で訓練を受けられます。
基本手当(失業手当)+受講手当(500円/訓練日)+寄宿手当が支給されます。
求職者支援訓練
こちらの制度は雇用保険を受給できない方(受給期間が終了した方も含まれます)を対象にしています。
こちらも就職に必要なスキルや知識を習得し、早期に就職するための職業訓練です。仕事をしながら制度を利用したいなら求職者支援訓練となります。
手当を受けるには、いくつか条件があります。
本人収入が月80,000円以下、世帯収入が月300,000円以下という条件です。
本人収入が120,000円以下、世帯収入が月340,000円以下を満たす場合は通所手当のみ受け取れます。
ハローワークで取得できる主な介護の資格

介護職員初任者研修
研修という名称ですが、立派な資格です。介護の仕事に就きたいと思ったら最低限もっておくべき資格です。面接のときにも「受講しました」と言うことができます。
民間のスクールもありますが、県などの公的機関のホームページでは、県が指定した教室が紹介されています。
公共職業訓練の受講対象施設もリストアップされています。
介護福祉士実務者研修
こちらは国家資格を取得することができます。国家試験を受けるためには、介護の現場で3年以上働いた実務経験と、介護福祉士実務者研修を受講していることが必要条件となります。
介護の資格を持っていない方も、介護の仕事をしたことがない方も受講することができます。
介護職員初任者研修の資格がなくても受講することができるので、キャリアを早く進めることができます。やるからには上を目指したいという方は、こちらの講座を選択する方がよいでしょう。
介護福祉士実務者研修を受講したら、次は職場探しです。早く現場に出て経験を積まなければなりません。時間をかけて取得した資格を活かしましょう。
ハッシュタグ転職介護では、新しい職場探しのお手伝いをしています。
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ハローワークで介護の資格を取得するメリット

メリットは、何といっても原則無料で受講できることです。
テキスト代は自分で払わなければなりませんが、給付金を受け取ることができます。
ハローワークでは、受講後の仕事の紹介を受けられるほか、面接の対策もしてもらえます。講座終了後も3ヶ月間はフォローを受けられます。
テキスト代など実費のみの自己負担で済む
講座で使うテキストは自分で買わなければなりませんが、授業料は無料です。しかも、スクールに通うための交通費も負担してくれます。
公共職業訓練の条件を満たして利用していれば、生活費ももらえるので現在仕事がなく、収入が途絶えていても不安にならずに済みます。
条件によって給付金や手当がもらえる可能性がある
給付金や手当をもらうにはいくつかの条件をクリアする必要があります。
たくさん稼いでいる方はこの制度は利用できません。
という条件です。スクールの費用が高額だから補助してくれる、というわけではありません。
仕事の紹介を受けられる
ハローワークの仕事の1つには 仕事の紹介があります。
求職者支援制度を使えば、訓練の開始前・訓練期間中・訓練終了後までハローワークが就職をサポートしてくれます。訓練を受けた学校からハローワークを通して求人の案内が来ることもあります。
ハローワークで介護の資格を取得するデメリット

ハローワークの求職者支援制度を利用すれば、誰でも簡単に資格が取れる!としたいところですが、思うようにいかないところがあります。以下で説明します。
希望者全員が受講できるとは限らない
まず、応募資格を確認します。
応募の条件は、以下になります。
これらの条件を満たす必要があります。
離職した方や雇用保険の受給が終了した方、フリーランスや自営業を廃業した方、一定額以下の収入のパートタイムで働きながら正社員になりたい方などが対象になります。
選考から受講までの手続きが面倒
条件を満たす方はハローワークに行って申請手続きを行いましょう。
この申請手続きが難関でもあります。
ちょっとした試験のようなイメージが湧くかもしれません。
また、提出書類が多く、慣れていない方は戸惑うこともあります。特に離職してから時間が経っている場合、何を準備すればよいのかわからないと不安になる方もいるでしょう。
ただ、手続きについてはハローワークの職員が説明してくれるため、わからないことはその場で確認しながら進めることが大切です。
スケジュールに余裕を持って準備することで、焦らず申し込みやすくなります。
資格取得までの時間が長め
ハローワークの実務者研修には定員が設定されています。そのため競争率が高くなることがあります。倍率が高いため、試験や面接などの選考があります。
募集人数が定員に達すると、次の選考まで待たなければならないこともあります。
制度を利用して早く資格を取りたい方には、忍耐が必要になります。
早く介護の資格を取って、しっかり働きたいと思っている方は、ハッシュタグ転職介護に相談してみることをおすすめします。
パートから正社員登用の経験が豊富な介護施設の求人をご紹介し、あなたのキャリアの可能性を広げるお手伝いをします。
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講習のスケジュールが合わない可能性がある

講習は平日に行われています。受講開始日は決まっているので、自分が希望する日程で受講できるとは限りません。
パートタイムで働いている方には、スケジュール調整が難しくなることも考えられます。ハローワークの職業訓練は基本的に仕事がない方を軸にしています。
そのため、原則として受講期間の約6ヶ月間は働くことはできません。
夕方や夜の教室があるわけでもなく、よほどの理由がない限り、原則として体調不良で休んでも振替ができないといった融通が利かない一面もあります。
急遽受講できなくなった場合、振替が困難なケースがある

体調が悪くなったり、家族が病気になったときでも訓練を休むことは基本的には難しいです。
すべて出席することが職業訓練の条件だからです。
しかし、やむを得ない理由のときは考慮してもらえることもあります。
欠席した授業を受講できなかった場合、民間のスクールなら口頭で振替にすることも可能ですが、職業訓練の場合は 休まなければならなかった理由を証明するものを提出する ことにより、振替授業を受けることも可能となります。
例えば、電車の遅延証明や医師の診断書などです。きちんと取っておきましょう。
資格取得時に利用できるハローワークの給付金制度

ハローワークで手続きすると、働いていても資格取得のための支援を受けられるものもあります。介護の資格だけではありません。さまざまな勉強ができます。
現在の仕事のスキルアップに役立つ資格を身に付ければ、給与に資格手当が付く可能性もあります。
新しい世界を見つけてチャレンジしてみようという気持ちが湧いてくることでしょう。
ちょっとした副業ができるチャンスが生まれるかもしれません。
どれも条件が厳しいですが、申請する価値はあります。それぞれみていきましょう。
自立支援教育訓練給付金制度

この制度はシングルマザーやシングルファーザーを支援しようという制度です。
対象となる方が就職に有利な資格を取得するために 指定講座を受講し、修了した場合 スクールに通ったり、オンラインで受講した場合のかかった費用を経費の85%相当額、年間600,000円の経済的支援を受けることができます。
学んだ後でキャッシュバックされる制度です。
しかし、自分が対象となるかどうかは自治体の窓口に相談に行って確認する必要があります。
審査に2週間から1ヶ月かかることもありますので気持ちに余裕をもちましょう。
職業訓練受講給付金制度

この制度は雇用保険を受給できない求職者の方を対象にした制度です。厳しい条件がありますが、無料の職業訓練を受けることができます。
また、その期間中は月額100,000円の生活支援給付金と交通費などを支給し、早期に就職できるようにサポートする制度です。
職業訓練で介護職を選んだら、ハッシュタグ転職介護に相談してみましょう。
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教育訓練給付金制度

この制度は働いていても利用できます。
上記に当てはまる方は制度を利用することが可能です。自分が対象かどうかわからないときは、ハローワークで調べてもらってもよいでしょう。
しかし教育訓練給付制度は全額先払いする必要があるという難点もあります。
ハローワーク以外で介護の資格を安く取得する方法

とても簡単な方法は無資格で介護施設で働くことです。現場で経験を積みながら自信をつけましょう。
無資格OKの事業所もたくさんあります。資格取得支援制度のある事業所 に就職すれば解決です。
その制度を利用すれば、資格取得にかかる費用を一部、もしくは全額負担してもらえます。
しかし、制度を導入していない事業所もありますから、就職するときは確認を忘れてはいけません。
募集要項に、資格取得支援制度ありと記載されていればよいのですが、そうでないこともあります。
「御社には支援制度がありますか」と面接で尋ねるのは勇気がいります。できれば聞きたくありません。
しかし、支援制度のない事業所に就職して後悔するのもいやだ、と思うならハッシュタグ転職介護に相談してみましょう。
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ハローワークで介護資格を取得して実務に活かそう

介護の仕事を目指すなら、ぜひハローワークの制度を利用しましょう。
民間のスクールよりも時間はかかりますが、公的機関という信頼があります。そして講座の受講中だけでなく、修了後も3ヶ月間のサポートがあります。
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