4週8休の働き方とは

4週8休は介護職の働き方ではよく見られる勤務形態で、文字どおり4週間のなかで8日間の休みがある働き方です。
毎週決まった曜日が休みになる勤務ではなく、不規則なシフト勤務に対応した労働制度です。本記事では4週8休勤務がどのような特徴を持つ働き方かを紹介します。
さらに、メリットやデメリット、勤務形態としてよく知られる週休2日との違いも解説します。
どのくらい休日を取得できるのかを把握したうえで、本記事を介護の職場選びの参考としてご活用ください。
シフト勤務の形態のひとつ
働き方には大きく分けると、働く時間と曜日が決まっている定時勤務制と、働く時間や曜日が決まっていない変形労働時間制の2つがあります。
変形労働時間制の勤務体系は24時間365日休みなく稼働する職場に多く見られ、1日を3~4分割したシフトに働く方を割り当てているため、シフト勤務と呼ばれます。
定時勤務制の場合は1日の労働時間は8時間以内、1週間で見た場合は40時間以内という規定が労働基準法で定められています。
また、同法では1週間に1日以上の休日が与えられることも規定されています。
シフト勤務は定められた期間内の平均値が定時勤務制の場合と同じ条件になるように設定すれば、1日や1週間単位で労働時間を超えてもよい仕組みです。
4週8休のシフト勤務とは、4週間をひとつの区切りとしているシフト勤務の形態のひとつです。
4週間(28日)の間に休みが8日間ある

労働基準法では、使用者は労働者に対して1週間に1日の休日を与えればよいことになっています。
この規定どおりであれば、働く方がもらえる休日は4週間で4日でも問題がないことになります。
そのため、1週間のなかで1日6時間半の勤務を6日間、休みは1日でも法律の規定内です。
ただし4週8休のシフト勤務の場合は、労働契約で4週間の間での勤務時間のトータルが160160時間、休みは8日間が規定です。
休みは固定されてはいませんが、定時勤務制の規定よりは休みは多い働き方といえます。
4週8休と週休2日の違い

同じシフト勤務でも4週8休のほかに週休2日という働き方もあります。週休2日は2日間連続して休める週が月に1回以上ある働き方です。
週休2日は1週間のなかで2日間休めると思う方もいますが、そうではありません。
週休2日で4週間働く場合の事例としては、以下のようなものがあります。
- 1週目:休みが1日
- 2週目:2日間連続の休み
- 3週目:休みが1日
- 4週目:2日間連続の休み
この場合の休みの合計は6日間です。4週8休で4週間働く場合の事例としては、以下のようなものがあります。
- 1週目:休みが1日
- 2週目:休みが3日
- 3週目:休みが2日
- 4週目:休みが2日
この場合の休みの合計は8日間です。
週休2日はなんとなく週に2日休みと感じる方もいます。週に2日休めるのは完全週休2日の働き方になるため、週休2日とは異なります。
事例では2日連続の休みを2回取得できていますが、実際には月に1回2日間連続の休みがあればよい勤務体系です。4週目も休みが1日となり、4週間で休みは5日となる場合もあります。
4週8休の方が4週間で見た場合休みが多い勤務形態です。
4週8休のシフト勤務体制は大まかに理解できたものの、より詳細に仕組みを知りたい、疑問点を解決したいと感じている方もいるでしょう。
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介護職における4週8休のシフトの決まり方

4週8休の働き方の場合、決まった曜日が休みになるとは限りません。毎月シフトを組んで勤務日程を決めていきます。
シフトの決め方は職場によって違いはありますが、おおよその流れとしては次のとおりです。
- 希望休を提出
- 希望休を考慮しながらシフトを調整
- 詳細なシフトの決定
- 決定したシフトを管理職に提出し承認を得る
- 承認・確定したシフトの公表
希望休の提出からシフトの公表まで20日~25日ほどかかります。
希望休を提出してシフトを調整する
希望休はシフトが決まる前に自分が休みたい日を申告しておく制度です。
4週8休の場合、8日間の休みをすべて希望休にすることは難しくなりますが、どうしても休む必要がある日は希望休を提出すれば、ある程度考慮されます。
ただし、同じ日に複数人が希望休を出していたり、人員が不足する日だったりすると希望した日に休めないことがあります。
希望休は提出期限が設定され、期限を過ぎてしまうと受け付けてもらえない場合がある点に注意が必要です。
早番・遅番・夜勤を含めて勤務日を決める
24時間365日休みがない施設では早番・日勤・遅番・夜勤という勤務体系が一般的です。
4週8休の場合、この4つの勤務体系でバランスよく勤務してもらえるよう考慮しながらシフトを埋めていきます。
単純に人数を埋めればよいわけではなく、仕事の能力や仕事内容、職員同士の人間関係も考慮しながら作成します。
希望休の情報や翌月のイベントの内容などが決定しないと、どの時間帯にどのような職員が何人必要かわからないため、勤務日を決定する作業は長い場合で10日程度です。
シフト確定時期は職場によって異なる
希望休の提出締切日が毎月10日の職場では、シフト決めに10日間かかったとしても、おおむね20日にはシフトが確定します。
希望休の提出期限が15日でシフト決めに10日間かかる場合、シフト確定はおおむね25日です。
施設が大規模で働く方が多い職場の場合、どうしてもシフト決めに必要な情報が集まらず、シフト確定が翌月にずれ込んでしまうケースもあります。
シフト決めのプロセスで必要な情報が集まらなかったり、管理職の承認に時間がかかったりすることが、シフト確定が遅くなる理由です。
このような理由から、シフト確定時期は職場により異なります。
シフトの決まり方は理解できたものの、本当に希望に沿った休みが取れるのか、シフト確定時期が遅くはないかといった不安を持つ方もいるでしょう。
ハッシュタグ転職介護は、このような求職者が抱える不安に寄り添い、一人ひとりに合った職場探しのサポートが可能です。
シフトが決まるのはいつ頃になるのか、希望休の提出時期はいつ頃なのかなど、外部からはわかりにくい情報も、ハッシュタグ転職介護に相談できます。
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4週8休のメリット

今まで4週8休のシフトで働いた経験がない方は、この働き方にどのようなメリットがあるのか気になるでしょう。
希望休の制度によって働く方はある程度自由に休むタイミングを決められます。この点からいくつかのメリットが考えられます。
今回ご紹介するメリットは4つです。土日祝日の固定休では得られないメリットも多数あります。
プライベートの予定に合わせて休みやすい
事前に希望休を提出してシフトを決める4週8休は、プライベートの予定に合わせて休める点がメリットです。
事前に予定が決まっている子どもの学校行事や推し活、旅行の日程に合わせて希望休を提出しておけば、よほどのことがない限り休めます。
平日休みを活用できる
介護の仕事は土日祝日が必ずしも休みではありませんが、その分平日を休みにできる点がメリットです。
旅行なども混雑する日を避けて平日にゆったりと出かけられるなど、平日休みを上手に活用すれば、プライベートも充実しやすくなります。
定時勤務制の仕事で休みが土日に固定されていると、平日の休みは取りにくいと感じる方もいますが、シフト勤務であれば希望休により平日休みを取りやすいです。
月8日の休日を確保しやすい
4週8休のシフトは4週間のなかで8日間の休みが確保できます。週休2日のように、一見1週間に2日休めそうなのに、実際には5日や6日しか休日がなかったということはありません。
また、定時勤務制では週に1日しか休みが取れない場合があるため、4週間で休みが4日間しかない可能性が出てきます。
これらの働き方に比べて8日間の休みが確保される点は4週8休シフトのメリットです。
ただし、注意が必要なのは、1ヶ月が必ずしも4週間ではない点です。毎月2~3日程度のズレが出てくるため、月の途中に4週間の区切りがくる場合があります。
たまたま4週間の後半の休みが少ないシフトと前半の休みが少ないシフトが組み合わされた月では、1ヶ月の休日が8日を下回ります。
連休を取得しやすい
希望休で連休を希望し、ほかの方の希望休の状態や職場の行事予定などを考慮して休んでも大丈夫とされれば、ほかの働き方では難しい連休の取得がしやすいです。
6ヶ月以上継続的に勤務し全労働日の8割以上出勤した方なら、10日間の有給休暇も取得できますので有給休暇も活用すればまとまった連休の取得も可能です。
まとまった連休の取得を希望するときには、あらかじめ一緒に働く方や上長に相談しておくと取得がスムーズになります。
4週8休のシフトのメリットは理解できたものの、本当に希望休が取れるのか不安に感じたり、有給休暇が取れているのか疑問に感じたりする方もいるでしょう。
ハッシュタグ転職介護は医療・福祉業界に特化したネットワークを持ち、業界の内情に詳しいエージェントが在籍しています。
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4週8休のデメリット

介護の仕事はどうしても24時間365日途切れることなくサービスの提供が必要なケースがあるため、定時勤務制ではなく変形労働時間制を採用する職場が多いのが実情です。
深夜の時間帯に働くことや、周りが休みでも勤務する場合が多く、夜勤では長時間労働が求められることもあります。
4週8休シフト勤務のデメリットも把握しておくことは納得して働くうえで必要です。ここからは3つのデメリットを紹介します。
生活リズムが乱れる可能性がある
介護職は多くのケースで3~4交代制勤務です。
- 早番:7~16時
- 日勤:9~18時
- 遅番:11~20時
- 夜勤:17~翌9時
4交代の場合は上記のようなシフトが代表的で、これらを公平に配分してシフトが組まれます。
シフトによって出勤時間や退勤時間がバラバラになるため、どうしても生活のリズムが乱れやすくなる点がデメリットです。
また、希望休以外の休みは不規則に設定されるため、出勤日と休みが1日おきになることや想定外の連休になる可能性もあります。
休みが多い期間があれば勤務が続いてしまう期間もあるでしょう。連勤が続くことで体調を崩しやすくなる方もいます。
土日休みの友人や家族と休みを合わせにくい

介護の職場は土日や祝日でもサービスを必要とする利用者がいるため休業できません。施設が営業しているため、やはり働く方も出勤しなければなりません。
学校に通う子どもがいる方や、土日休みの配偶者がいる方でも土日祝日の出勤を求められる可能性はあります。
周りの友人が休みでも働かなければならない場合も多いため、友人や家族との予定が噛み合わないこともあるでしょう。
もちろん、前もって予定が決まっている場合なら、希望休を出しておくことで予定を合わせることは可能です。
ただし、すべての休日を希望どおりに取得できるわけではないため、予定が合わないという悩みを持つ場合があります。
シフトが確定するまでプライベートの予定を組みにくい
4週8休のシフトでは休みたい日をあらかじめ提出しておく希望休の制度がありますが、さまざまな事情で希望が通らない場合があります。
また、希望休以外の休みはシフトが発表されるまでわからないことも多く、プライベートの予定が組みにくいと感じる方もいるでしょう。
シフトが公表されるのも直前になることが多いため、予定が不透明な点に不満を持つ方は少なくありません。
連勤が長くなると体力的な負担が大きくなりやすい

4週間で8日の休みが確保される一方で、休みが偏る場合もあるのが4週8休シフトの特徴です。1週間の休みが1日だけで、6連勤になってしまったというケースも出てきます。
このような連勤が続くと、どうしても体力的な負担は大きくなります。さらに連勤が早番・日勤・遅番を繰り返すとなれば、出勤時間や退勤時間もバラバラになってしまうので、生活リズムも同時に乱れやすいです。
体力面だけでなく、精神的にも不安定になってしまう可能性があります。
4週8休のシフトのデメリットを知ることで、自分に介護の仕事ができるのか、続けられないのではないかという不安を感じる方もいるでしょう。
ハッシュタグ転職介護は働きやすく長く働ける環境が整った職場探しにも寄り添ってくれる転職支援サービスです。入社後にも定期的なヒアリングを実施するなど、アフターフォローも受けられます。
「デメリットが多い」「自分は働き続けられるか不安」という方でも、介護業界に精通した専門アドバイザーに相談することで、不安の解消につながる可能性があります。
「自分にとって働きやすい職場探しを手伝ってくれるとこはないか」と悩んでいる方にとって、ハッシュタグ転職介護が強い味方になるでしょう。
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4週8休の介護求人を確認するときのポイント

ここまで4週8休のシフトの仕組みやメリット・デメリットを説明しました。求人を見ると4週8休のシフト制の職場が多く、ほかにどのような点を見て選ぶべきか迷う方もいるでしょう。
ここからは同じ4週8休のシフト制の求人選びでチェックすべき点を紹介し、求人選びの比較ポイントを確認していきます。
プライベートと仕事の両立を目指す方にとっても、体力的に無理せずに働きたい方にとっても重要なポイントです。ぜひ最後までご確認ください。
年間休日数を確認する
4週8休のシフトでは、4週間に8日の休みがあることがわかりますが、年間で見たときにどのくらい休みがあるのかはわかりません。
1年間を4週間単位で区切ると13回分に区切れるため、13回×8日の休日、つまり104日分の休日があることがわかるだけです。
土日祝日が休みとなるカレンダーどおりに休める職場では、年間120日ほどが休日となるため、年間104日分の休日はかなり低い水準です。
4週8休シフトでの休み以外にどのくらいの休みがあるのかは、就業規則で決められている年間休日数を確認するとわかります。
年間120日の休みが定められていれば、カレンダーどおりに休める方と同水準の休みとなります。
ちなみに、厚生労働省が発表している2024年調査によると、2023年の年間休日数の平均は112日でした。
有給休暇や特別休暇の取得実績を確認する

休みには公休と呼ばれる規定で決められた休み以外に、有給休暇や特別休暇などの取得条件が定められている休みがあります。
有給休暇は6ヶ月以上継続的に勤務し、全労働日の8割以上出勤した方なら、1年間に10日間付与されると法律で定められた休暇です。
勤続年数に応じて付与日数が増え、多い方は20日間まで取得できます。有給休暇はその名前のとおり休んでも給与が支給されます。
一方、特別休暇は職場が独自に設ける休暇で、慶弔休暇や夏季休暇、年末年始の休暇などです。有給となるか無給となるかは職場次第です。
これらの休暇が取得できるはずの職場でも、実際に取得できているかは取得実績を確認しなければわかりません。
取得実績が低い職場だと、制度があっても実際には利用しにくい場合もあるため注意が必要です。
希望休や連休の取りやすさを面接で確認する

4週8休シフトのメリットとして、希望休によって自分のプライベートの予定に合わせて休みを取得できることや、連休を取りやすいことを解説しました。
しかし、実際に希望休が通りやすいか連休の取得ができるかは、シフトを決定する方によって差が生じます。
なかにはどうしても人員が足りずに希望がかなわない職場もあります。
聞きにくいかもしれませんが、実際に希望休や連休が取りやすいのかを面接の際に確認しておくことも大切です。
4週8休の介護職求人は休日数とシフト条件を確認して選ぼう

4週8休のシフト制勤務は介護の職場でよく見られる勤務形式です。
希望休による休みが得られやすく、4週間で8日間は休日が確保されているため、プライベートと仕事の両立がしやすい働き方といえます。
ただし、不規則な勤務にはなるので、生活のリズムが乱れやすいというデメリットもあります。この点を理解したうえで求人を選ぶことが大切です。
4週8休のシフト制勤務の職場でも、有給休暇の取得率や特別休暇の有無などによって、年間どのくらいの休みが得られるかは職場により異なります。
シフトによる休日以外の条件もよく比較し、応募先を選ぶことが重要です。
「プライベートと仕事を両立できる職場探しをしたい」「自分の生活パターンにあう勤務形態で働きたい」「だけどどのように求人をチェックしたらよいかわからない」このような不安を解消し、親身になって相談に乗ってくれるのがハッシュタグ転職介護です。
面接では休暇については聞きにくい方や、自分に合う求人の傾向がわからないという方でも、ハッシュタグ転職介護は介護業界に精通した専門アドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。
ハッシュタグ転職介護に相談することで、「介護の職場で働きたい」という気持ちを一歩進められます。
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
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