キャリアアドバイザーに相談する

介護職員初任者研修を受講する年齢層は?年齢制限の有無や取得メリットを解説

介護職員初任者研修は、介護職資格のスタート地点に位置する資格です。そのため、受講者の年齢層は若い方が多く、「30代や40代の受講は難しいのでは?」と思っている方がいるかもしれません。

しかし、実際の介護職員初任者研修は、経験や年齢を問わず多くの方が受講し取得しています。

この記事では、介護職員初任者研修の実態や、受講者の年齢層から年齢制限の有無、資格取得のメリットや難易度を解説します。

介護職員初任者研修の資格に興味を持ち、取得を考えている方の参考になれば幸いです。

介護職員初任者研修の概要

勉強する看護師と医者の手元

無資格でも介護の仕事はできますが、技術や知識を持った質の高い介護を行うには資格が必要です。さらに介護職員初任者研修は、介護福祉士など将来に向けたキャリアアップの出発点でもあります。

介護職員初任者の資格を取得するには、一定期間の研修受講後に修了試験で評価を受ける課程が必要です。資格取得に至る研修の内容を、以下で詳しく解説します。

受講資格

介護職員初任者研修を受講するにあたっては、特に資格は必要ありません。各種資格でよく条件に挙げられる学歴では、義務教育である中学校を卒業していれば無条件で受講可能です。実際の資格取得はほぼ全員であることからも、学歴や学力を気にする必要はありません。

また、性別による制限もありません。介護は女性がするものとのイメージが先行しがちですが、実際の介護現場では男性の介護職員が多数働いており、研修の受講でも性別は不問です。

受講には国籍も問われません。どの国の出身であろうと、法的に滞在や就労が認められている方であれば制限なく受講できます。ただし、研修はすべて日本語で行われるため、日本語による読み書き能力は必要です。

受講できる場所

資格の勉強に頑張る介護福祉士

介護職員初任者研修は、各都道府県知事の指定を受けた施設で実施されます。全国の福祉系スクールや介護事業者が実施しており、取得した資格は全国施設で有効です。

消化すべきカリキュラムは全部で130時間あり、最短コースでは1ヶ月、週1回のコースでは4ヶ月程度かかります。

全講座を通学で学ぶ通学コースと、上限で40.5時間までを自宅で学ぶ通信併用コースがあります。働きながら学ぶのであれば、自分のペースで進めやすい併用コースが便利です。

スクールでは講義と実習が行われ、自宅では座学とレポートの形式です。スクールにより各種コースが用意されているので、都合のよいスクールやコースを選びましょう。

受講科目

介護職員初任者研修で受講する科目は、全部で10科目あります。研修ではそれを合計130時間にわたって学習していきます。内容は以下のとおりです。

  • 職務の理解(6時間)
  • 介護での尊厳の保持・自立支援(9時間)
  • 介護の基本(6時間)
  • 介護・福祉サービスの理解と医療との連携(9時間)
  • 介護でのコミュニケーション技術(6時間)
  • 老化の理解(6時間)
  • 認知症の理解(6時間)
  • 障害の理解(3時間)
  • こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
  • 振り返り(4時間)

これらの科目のうち、一つ目の職務の理解は初日のオリエンテーション時に実施され、最後の振り返りは修了試験前に総括として実施されます。

そのためこの2科目はスクーリングで実施されますが、その他の科目の一部は自宅学習が可能です。

受講にかかる期間

受講は一般的な学校のような通学コースと、自宅学習併用の通信コースがあります。全日程をスクーリングでこなす通学コースであれば、最短1ヶ月で終了可能です。

また、通信コースでも週に2~3日のスクーリングと自宅学習を多くこなすことで、1~1.5ヶ月での終了を目指せます。

現実的には現在の仕事と両立しながらの受講が一般的になるでしょう。その場合は平日に定休が取れる場合や土日を利用したスクーリングと自宅学習で、3~4ヶ月で終了できます。

研修を実施しているスクールでは、土日の休日や平日の休日を利用するなど、さまざまなコースが用意されています。自分に合ったコースを選んで無理なく終了を目指しましょう。

受講費用

財布からお金を出す手元

介護職員初任者研修はどの施設を利用しても、同じような内容の講習が受講可能です。ただ、費用は40,000~100,000円と施設によって大きく違います。

費用の違いは、スクールの立地やサポート体制(振替制度や就職支援の有無)、運営方針、割引キャンペーンなどによるものです。

受講する前にスクールごとの講習内容を比較して、サービスの内容を確かめましょう。

また、国や自治体、介護業界団体が給付金や補助金を出していたり、勤務先が費用を負担する事例が少なくありません。条件はあるものの、情報を集めて利用すれば、格安や無料で受講できる場合があります。

資格が取れたら転職のチャンスです。無資格よりも資格のセールスポイントがある方が高く評価されるのは確かです。そう考えた場合、転職先をただ探すのではなく、ハッシュタグ転職介護の利用をおすすめします。

ハッシュタグ転職介護は医療や介護業界に特化した人材紹介が強みです。業界事情に詳しい担当者が求人施設と求職者双方のニーズをくみとり、精度の高いマッチングを実現します。

まずはハッシュタグ転職介護の無料相談から始めましょう。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護職員初任者研修を受講する年齢層

初心者マークとスクラブ女性(その17)

介護職員初任者研修は、介護職資格の出発点です。そのため、研修に参加するのは若い方が中心だと考えがちです。

ところが実際の受講者の年齢層は、20代から60代と、幅広い層が特徴です。

研修修了者の年齢構成を見ると、以下のような割合になります。

  • 16~29歳:12.7%
  • 30~39歳:15.3%
  • 40~49歳:24.6%
  • 50~59歳:30.3%
  • 60~69歳:14.8%
  • 70歳以上:2.3%

このように10代や20代の新卒を含む若年層の受講者は少なく、すでに一定期間仕事に就いている方が転職や再就職、定年後のセカンドキャリアとして受講している状況が見て取れます。

転職先でのスタートキャリアとして介護職員初任者研修を選ぶにあたって、年齢は何の障害にもなりません。研修受講者の状況がそれを強く裏付けています。

介護職員初任者研修の受講には年齢制限がある?

ストップ!制止する男性医療スタッフ

介護職員初任者研修の受講者は、実際には年齢が高い方が大部分を占めています。

それでも、制度上は何らかの制限があるかもしれない。そう思うのは自然なことです。介護職員初任者研修の年齢制限があるのかないのか、明確に解説します。

受講できるようになる年齢

介護職員初任者研修には、受講できる年齢制限は設けられていません。したがって制度上は何歳からでも受講できます。

ただし、労働基準法により16歳未満の労働が禁止されているため、実質的に受講できるようになるのは16歳以上の方です。

これにより、多くのスクールが16歳以上であることを受講の条件として掲げています。ただ、未成年の方の受講には保護者の同意を求める場合があるので、事前に確認しておきましょう。

年齢の上限

先述したように、制度自体には年齢制限はありません。労働基準法でも高齢者の労働に規制を設けていないため、受講年齢の上限もありません

つまり何歳になっても、体が元気でありさえすれば介護職員初任者研修を受け、資格を持った介護職員として働けます。

実際に介護施設で働く方の年齢構成は以下のとおりです。

  • 16歳~29歳:6.0%
  • 30歳~39歳:16.9%
  • 40歳~49歳:27.2%
  • 50歳~59歳:24.1%
  • 60歳~ 13.2%
  • 無回答10.0%

このように、研修修了者の年齢構成とよく似ています。40歳以上の介護職員が60%以上を占め、中高年齢の方の働き場所として介護施設は大変大きな存在となっています。

こうした現状から、年齢を気にして介護職への転職をためらう必要はまったくないといってよいでしょう。

年齢不問の働き場所があるのなら、積極的に転職を考えるべきかもしれません。より好条件の職場を探す場合には、ハッシュタグ転職介護を利用してみましょう。

医療と介護業界に特化したハッシュタグ転職介護は、業界事情を熟知した担当者が求職者にとことん寄り添い、求職者のニーズをしっかり把握して精度の高いマッチングを実現します。

ハッシュタグ転職介護は単なる紹介にとどまらず、面談対策や入社後のフォローまで全面的なサポートが強みです。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護職員初任者研修を取得するメリット

笑顔の男女スタッフ(カメラ目線)

介護職員初任者研修を受講する意味があるのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

受講にかけた時間や費用への見返りはあるのかとも思うでしょう。しかし、実際に資格をもって仕事を始めると、意外にメリットがある点に気付くはずです。

介護職員初任者研修のメリットを詳しく解説します。

介護について基礎から学べる

介護職員初任者研修は、介護未経験の方を対象にしています。受講の過程で介護の基礎から実務までを学ぶカリキュラムの構成です。

修了して介護職員として働く場合に必要な知識と技術、考え方のプロセスを習得できます。そして、基本的な介護業務を実際にこなせるようになる研修です。

具体的には介護保険制度の理解に始まり、身体介護の技術や利用者の生活援助、コミュニケーション対応から医療介護の基礎知識などが習得できます。

その結果、介護未経験の方でも、介護の現場で一定の業務をこなせるようになります。

自信を持って業務に取り組める

病院で働く医療従事者

介護職員初任者研修を受講すれば、知識や技術などの根拠に基づく介護手法を習得できます。その結果、介護未経験の方でも自信をもって介護業務に取り組めます。

また、介護現場の流れや基本的な介助動作も前もって理解できているため、慣れない現場でもスムーズな業務の遂行が可能です。

すでに無資格で介護業務に就いていた方にとっても、基礎的な知識や技術を学び直す研修によって、より安全性が高く正確な介護業務が自信をもってできるようになります。

利用者の安全性を守りやすくなる

介護職員初任者研修の目的には、介護技術や知識の習得のほかに、介護者としての倫理観や安全性が高いケア技術の習得が挙げられます。

主に身体介護での移乗・体位変換・排せつ・入浴介助などに際して、より安全性の高い介護技術を習得することが可能です。

研修では理論と実技を体系的に学び、正しい方法やコミュニケーション技術、緊急時の対応などを何度も繰り返して身に付けます。

こうして学んだ技術が、介護の現場では利用者と介護者双方の安全性に大きく寄与します。無資格では身体介護自体ができないため、資格のメリットは大変大きなものです。

上位資格への足がかりになる

介護職員初任者研修を受講する年齢層は?年齢制限の有無や取得メリットを解説

介護職員初任者研修は、介護の専門職としての入り口になる資格です。無資格の介護職員が初めに手にする資格で、これを足がかりとしてさらに上位の資格取得に進めます。

介護職員初任者研修が終われば、次の上位資格として介護福祉士実務者研修があります。この研修でより高度な介護知識や技術を習得すれば介護福祉士を受験でき、試験に合格すれば国家資格の介護福祉士です。

さらに、介護福祉士として実務経験を積めば、介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格ができます。このように、介護職員のステップアップは初任者研修から始まります。

ステップアップするなら、資格取得と同時に転職するのも有利に働くでしょう。資格を持って給与などよりよい条件の職場を探すと、さらによい条件でステップアップできるかもしれません。

転職を考えるならハッシュタグ転職介護に相談してみましょう。医療や介護業界に豊富な情報を持つスタッフが求職者にとことん寄り添い、ミスマッチのない高精度な紹介を可能にします。

転職相談から職場の紹介、面接対策に入社後のフォローまで同じ担当者が寄り添い、サポートする体制です。その結果スピーディーな対処が可能になり、早期の転職が実現します。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

資格手当がつく場合がある

介護職員初任者研修を修了すれば、身体介護など無資格者にはできなかった仕事ができるようになります。知識や技術も身に付いて、現場での対応力もアップします。

そうなれば待遇もよくなるのは当然です。資格手当がついたり基本給が上がったりする可能性は十分期待してよいでしょう。

厚生労働省の調査によると、初任者研修修了者と無資格者では平均給与の月額で、次のような差がありました。

  • 介護職員初任者研修修了者:324,830円
  • 資格なし:290,620円

月額で34,210円、年収では410,520円とかなり大きな差があります。手当や基本給において、資格があれば相応に処遇されていることがわかります。

転職に有利になる

ノートパソコンを持つ女性ビジネスマン

介護職員初任者研修修了者であれば、基礎的ではあっても介護のスキルや知識が習得済みです。現場では即戦力と期待できる人材のため、転職には大変有利に働きます。

介護職員初任者研修以上の求人数は、無資格よりも大幅に多くなります。求職側にすればそれだけ選択肢が多くなり、給与や手当などの待遇面を比較して選ぶのも可能です。

また、資格は履歴書に記載でき、面接でキャリアアップに積極的な点をアピールできます。

転職先は介護業界以外にも広がり、療養病棟の看護助手や障害福祉施設のヘルパー、介護タクシーの運転手なども可能です。

介護職員初任者研修の難易度

パソコンを使う白衣姿の女性(困る)

介護職員初任者研修は介護未経験の方を対象としたカリキュラムです。介護の基礎的な知識や実技を学ぶもので、難易度は高くありません

研修後に行われる修了試験は、選別が目的ではなく研修内容の理解度を確かめるものです。講義や演習に出席して要点を復習していれば、十分解答できます。

ただし過去問を参照したり模擬試験を受けるなど、試験対策は必要です。万が一基準に達しない場合は補講や再試験が受けられ、ほぼ全員の方が合格ともいわれます。

介護職員初任者研修は、基礎的な介護知識を持った人材を増やすのが目的です。そのため、研修をしっかり受け、70%程度の正答率であれば修了できるよう設計されています。

資格が取れたら、それを武器に新しい職場探しが始められます。そこで活用すべきなのがハッシュタグ転職介護です。

ハッシュタグ転職介護は医療・介護分野に特化した人材紹介が強みです。介護分野の情報が豊富な担当者が、求職者の要望を的確に把握し適切なアドバイスを提供します。

ハッシュタグ転職介護は、求職者と求人施設双方の意志を正面から受け止め、ミスマッチのない高精度の転職を実現します。まずは無料相談から始めましょう。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

介護職員初任者研修の勉強方法

学び直しをする大人の女性

難易度が低くても、勉強しなくては正答できません。仕事や家事と上手に両立させながら、時間を確保して勉強に取り組むことが求められます。

試験問題は研修のカリキュラムからしか出題されません。そのため、試験対策はテキストやレポートの復習が主体になります。

スケジュールを立てて取り組む

効率的な学習方法は直前に長時間かけて集中するのではなく、あらかじめ無理のない学習スケジュールをたてて時間を確保し、それに沿って定期的に繰り返し復習して記憶の定着を図ります。

わからない部分があればメモを取り、次回の講義時に質問するなどして解決しておきます。疑問点をそのままにしないことが大切です。

講師は講義中に重要なポイントがあれば、まずそこを強調します。レポートの内容とともに試験に出る重要部分なので、マーキングして、何度も繰り返し復習しましょう。

問題集を繰り返し解く

付箋を貼り付ける女性

試験問題は各スクールが作成し、選択式+記述式または選択式で32問が出題されます。スクールには過去問や問題集が用意されているので、それを何回も数多く解くのが有効な対策です。

試験が近づいたら、問題集を何回も繰り返して解き続けます。そうすれば問題文に慣れ、出題形式や問題の傾向がわかってくるでしょう。

また、過去問を解くうちに自分の理解度が足りない部分や苦手な問題がわかってきます。そこを集中的に勉強し直すのも有効な対策です。

年齢を気にせず介護職員初任者研修にチャレンジしよう

笑顔の介護女性

介護職員初任者研修は、介護職員としての第一歩となる資格です。受講には年齢制限がなく、若い方よりも中高年齢層が多く受講する研修です。

難易度は高くなく、講習に出席してきちんと復習ができていれば、合格ラインに達します。介護職が未経験でも年齢が高くても、気にせずチャレンジすべきです。

受講して資格ができればできる仕事も増えるなど、メリットのある資格でもあります。年齢にこだわらず、資格を取得して自分に合った職場を探し始めましょう。

そのための手段として、ハッシュタグ転職介護の利用があります。ハッシュタグ転職介護は介護や医療業界に特化した転職紹介サービスを行う会社です。

豊富な業界情報を持った担当者がじっくりと希望を聞き、それに適合するよりよい転職先を求職者に寄り添いながら見つけます。

まずはハッシュタグ転職介護の無料相談を受けてみませんか?転職先紹介から面談対策、就職後のアフターフォローまで全面的にバックアップします。

まずはあなたのご希望をお聞かせください!
「どんな職場がある?」「転職で迷っている」など、どんな小さな疑問でも大丈夫です。
専門アドバイザーがあなたの悩みに寄り添い、理想の職場探しをサポートします。

▼今すぐ無料で相談してみる▼

関連記事

カテゴリー