デイサービスで働く機能訓練指導員の役割

デイサービスは、利用者の介護予防を担う施設です。機能訓練指導員は、介護予防のための訓練プログラムの立案と実施を担うのが主な役割です。
訓練は、生活動作能力の低下を防ぐことを目標に、心身機能の維持や向上を図る内容とします。
個別機能訓練加算を算定している施設では、機能訓練計画書を作成し、利用者とご家族の同意を得ながら進めていきます。
訓練を進めるなかでは、看護職員などとの連携も欠かせません。
利用者の心身機能のサポート
機能訓練指導員は、利用者の日常生活動作能力の維持や改善を図り、介護予防に注力することが役割です。
日常生活動作に必要な関節可動域や筋力・運動麻痺・疼痛などの身体機能の評価を行い、訓練プログラムの立案と実施を行います。
日常生活動作能力の評価には、Barthel Index(BI)などの指標を用いますが、動作分析も重要な評価です。
訓練は、個別訓練だけではなく、集団訓練も立案することがあります。
機能訓練計画書の作成

デイサービスでは、一定の要件を満たしたうえで機能訓練を個別に実施した場合に、個別機能訓練加算が算定されます。
個別機能訓練計画書は、この加算に際し必要な書類で、利用者の身体状況や生活環境に合わせた具体的な目標とリハビリテーション内容を記載します。
3ヶ月に1回以上作成し、利用者やご家族に説明し、同意を得ることが必要です。
看護職員などほかの職種との連携
デイサービスでは、多職種との連携が欠かせません。
機能訓練の実施は、全身状態が安定していることが条件です。利用者の体調不良が疑われたら、まずは看護師に相談しましょう。
デイサービスの対象は高齢者であるため、抱える疾患は一つに限らず、さまざまな症状を持っている可能性があることを念頭に入れておくことが重要です。
また、介護士には利用者の身体状況や動作能力を十分に共有し、安全性の高い身体介助や過剰な介護の防止につなげます。
加えて、生活相談員との連携も重要です。生活相談員は、利用者やご家族、外部の事業所との連携を担当します。
生活相談員を通じてケアマネジャーなどの他事業所と連携を図ることで、素早い対応が可能です。
在宅で生活している利用者の介護予防を図るためには、利用者と向き合うだけでなく、周りで支援する多職種との連携が重要です。
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デイサービスとは

デイサービスとは通所介護サービスのことで、食事や入浴などの日常生活動作の介助を受けながら、健康状態の確認や機能訓練を行う施設です。
利用者が可能な限り在宅で生活を続けられるよう支援するのに加え、社会参加の機会の確保や、家族の介護負担の軽減も目的としています。
デイサービスは原則として要介護認定を受けた方が利用できる施設で、要支援1や2の方は介護予防・日常生活支援総合事業の通所型サービスを利用します。
要支援者の場合は、介護予防サービス計画に則り、予防給付内の介護予防通所介護を実施していた施設(現在は総合事業へ移行)へ通うことが可能です。
機能訓練指導員とは

日常生活を行ううえで必要な身体機能の維持と改善を図るための訓練を機能訓練といいます。
機能訓練を行うための評価や実施ができる資格を有する方を、機能訓練指導員といいます。
ここでは、機能訓練指導員として働くための資格や必要な知識・スキル、平均年収など基本情報を整理しておきましょう。
資格
機能訓練指導員とは、役割を示す職種であり、機能訓練指導員という資格があるわけではありません。しかし、機能訓練指導員として働くためには、以下のいずれかの資格が必要とされています。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 看護師または准看護師
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師またはきゅう師
なお、はり師またはきゅう師が機能訓練指導員になるためには、一定の実務経験が求められることに注意が必要です。
一定の実務経験とは、以下の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で、6ヶ月以上の実務経験があることをいいます。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 看護師または准看護師
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
保有する資格によって得意分野は異なります。資格が必要とされるのは、専門的な知識と技術に基づき、利用者にとってより質の高いサービスと身体機能の維持・向上を提供するためです。
必要な専門知識とスキル

機能訓練指導員には、利用者の身体状況の評価やリハビリテーションプログラムの立案・実施ができるスキルが必要です。
個別機能訓練加算(Ⅰ)を算定しているデイサービスでは、3ヶ月に1回以上利用者の自宅に訪問し、生活状況の確認が必要です。
その際には、家屋評価や福祉用具の選定に関する知識があると重宝されます。また、デイサービスでは機能訓練指導員が少人数で構成されていることもあります。
例えば、理学療法士であっても言葉をはっきり話しづらくなる障害である構音(こうおん)障害について相談されるなど、幅広い専門知識が求められることもあるでしょう。
さまざまな知識を身に付け、利用者やご家族へ適切に対応することが重要です。
デイサービスには興味があるものの、これまでの経験で通用するのか不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
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平均年収

厚生労働省の資料によれば、介護職員処遇改善加算の届け出をしている事業所で働く機能訓練指導員(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の平均月収は約356,000円です。
そのため、年収にすると、3,500,000〜4,500,000円程度が相場となります。ただし、機能訓練指導員の勤務先施設の種類や地域・勤続年数・役職などで差があります。
理学療法士や看護師資格を保有している場合は、一般の介護職員よりも高い給与水準に設定されていることが一般的です。
このように、職場によって収入に差が出ることもあるため、転職時には給与面も重要な判断材料の一つとなるでしょう。
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デイサービスで働く機能訓練指導員の業務内容

デイサービスで働く機能訓練指導員の1日の業務を紹介します。まずは利用者の状態を把握し、個別機能訓練を実施して利用者カルテを記載します。
そのほかにも集団体操やレクリエーションへ参加することもあるでしょう。
サービス利用中の食事や排泄・入浴・移動など利用者の生活動作の介護に入ることもあり、その際は現状の動作能力の評価も可能です。
評価や訓練をしたことは、他職種やご家族と共有し、随時生活状況の確認や指導を行います。機能訓練指導員は、1日に複数の業務を遂行します。
利用者の状態の把握
利用者の病歴や既往歴は、ケアマネジャーより紹介を受けた際に得られる情報提供書から確認できます。
疾患によっては、医師からの特別な指示がある場合もあるので、確認し事故防止や健康管理に注意を払うことが重要です。
情報提供書のなかには、住宅環境や生活状況も詳しく書かれています。身体機能の状態だけではなく、利用者の生活像をイメージしておきましょう。
利用当日は、看護師がバイタルチェックを行います。バイタル情報だけではなく、現在の体調確認や直近の生活状況を聴取すると、より詳しく状態を判断できます。
個別機能訓練

機能訓練指導員は、利用者の日常生活動作能力の維持や改善のために、個別機能訓練を行います。
訓練の立案のためには、日常生活動作の動作分析や動作に必要な関節可動域・筋力・運動麻痺・疼痛などの身体機能について評価が必要です。
訓練プログラムは、評価結果と利用者本人およびご家族の希望をもとに、目標を設定したうえで立案します。
情報提供書には利用者の生い立ちや家族情報なども記載されています。身体機能の情報だけではなく、背景にある生活歴や価値観なども確認しましょう。
訓練の実施にあたっては、一人の利用者に対して提供できる個別訓練の時間はわずかしかありません。
訓練内容や優先順位を明確にしておくことが重要です。
集団訓練やレクリエーション活動の支援
機能訓練指導員は個別機能訓練だけでなく、集団訓練やレクリエーション活動においても、積極的な関与が求められます。
デイサービスでは入浴の時間など、多くの看護師や介護士が業務にあたる時間帯には、機能訓練指導員に集団体操を依頼されることがあります。
集団体操では疾患や症状が異なる利用者が一斉に運動を行うため、内容や難易度、安全性には十分な考慮が必要です。
集団訓練やレクリエーションは、介護士が主導で行う場合もあります。集団訓練では、介護士に運動を的確に伝えることが重要です。
レクリエーションでは、身体能力が異なる、それぞれの利用者が同じレクリエーションを行います。
機能訓練指導員は、利用者の運動能力に合わせた難易度の設定や、リスク管理について助言する役割も担います。
デイサービスは利用者がいかに楽しく過ごすかも、スタッフにとって重要な役割です。
利用者のリスク管理をしながら、楽しい時間を提供してみたいと感じたら、ハッシュタグ転職介護にご相談ください。
ハッシュタグ転職介護では、介護業界に特化したエージェントが揃っています。専門的な知識を活かし、求人紹介からキャリア相談までとことん寄り添います。
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利用者家族との連携

デイサービスの利用者は身体機能だけでなく、認知機能が低下している可能性もあります。そのため、利用者や家族との連携は重要です。
訓練の進捗状況を利用者本人から聞くことはもちろんですが、可能であればご家族にも状況を報告したりフィードバックを確認したりできると安心感が持てるでしょう。
また、ケアマネジャーがサービス担当者会議を開くこともあり、その際には家族との直接的なやりとりが可能です。しかし、それ以外の場面でも、送迎車に同乗すればご家族とコミュニケーションを取ることができます。
健康状態や生活状況の確認に限らず、ご家族の困りごとや希望などをあらためて確認するのも重要です。
サービス担当者会議などでは、生活相談員が窓口となるケースもあります。しかし、身体機能の状態や健康状態に変化があった場合には、会議に同席できると訓練の見直しが効果的にできるでしょう。
デイサービスの配置基準とは

デイサービスを運営するには、法律で定められた人員配置基準に従う必要があります。
ここでは、人員配置の基準を機能訓練指導員や生活相談員、看護職員に分けて詳しく解説します。
機能訓練指導員の配置要件
機能訓練指導員は、原則として1事業所につき1名以上の配置が必要です。サービス提供時間を通じての配置の定めはありません。
しかし、訓練を実施する時間帯には専従として配置されている必要があります。
生活相談員の配置要件
生活相談員は、デイサービスにおける窓口として、他事業所や利用者の家族と連携する際の窓口です。
生活相談員は、事業者ごとのサービス提供時間に応じて専従で1名以上の配置が必要です。
生活相談員の勤務時間数にはサービス担当者会議や地域ケア会議なども含めることができます。
看護職員の配置要件
看護職員は、看護師または准看護師が、単位ごとに専従で1名以上の配置が必要です。
サービス提供時間を通じて専従する必要はないため、訪問看護ステーションなどとの連携も可能です。利用者の健康管理や医療的処置、医師との連携など、幅広い業務を担います。
デイサービスの配置基準における常勤換算の注意点

デイサービスの人員配置基準には、常勤であることや専従であることが条件になる場合があります。
業務の可否や非常勤職員との組み合わせの観点から、以下にくわしく解説します。
兼務の可否
人員配置基準では、専従という用語があります。専従とは、原則としてサービス提供時間帯を通じて当該サービス以外の職務に従事しないことです。
サービス提供時間帯とは、該当するスタッフの勤務時間のことで、常勤か非常勤かは問われません。
専従の対義語は兼務といい、機能訓練指導員の人員配置基準では個別機能訓練加算を取得しない場合、兼務か専従かは問われません。
しかし、個別機能訓練加算を算定する場合は、その時間は専従でいなければならないとされています。細かなルールがあるため、実際の職場での確認が必要です。
非常勤職員との組み合わせ
人員配置基準では、常勤という用語があります。人員配置基準における常勤とは、原則として事業所で定められたフルタイムの勤務時間に達している職員を指します。フルタイムの勤務時間とは、週32時間を下回る場合は32時間です。
それに対して、フルタイムの勤務時間に満たない勤務形態のことを非常勤といいます。非常勤でも常勤換算方法により、常勤として認められることもあります。
常勤換算とは、非常勤職員の合計勤務時間をその事業所の常勤職員が勤務する時間で割り、常勤換算人数として計算する方法です。下限は週32時間とします。
機能訓練指導員には、常勤換算が適用されるため、非常勤職員の合計勤務時間数だけでも条件を満たすことができます。
機能訓練指導員としてデイサービスで働くなら

デイサービスの機能訓練指導員は大変で忙しそうな印象があるかもしれません。
しかし、デイサービスの利用者は基本的に健康状態が落ち着いており、目標も突然大きく変わることは稀です。
デイサービスで働く機能訓練指導員は少数の配置になっている傾向があり、利用者と個別で関われる時間は短いですが、利用者の1日を見守ることが可能です。
生活状況の聴取や動作分析から、身体機能の状態は十分に確認できます。
幅広い知識やコミュニケーション能力も、これまでの経験を十分に活かせるでしょう。
デイサービスは社会性を確保して、介護予防に力を尽くす場所であり、まずは利用者が楽しく時間を過ごせることが大切です。
高齢者と過ごす時間を楽しみ、困ったことは多職種と十分に相談できるコミュニケーション能力が重要です。
デイサービスでの勤務は、楽しむ心を忘れなければ大いに活躍できるでしょう。
ハッシュタグ転職介護はキャリア相談から職場の紹介、面接の準備、入社後のサポートまで一人の担当者が一貫して対応します。
このため、迅速でスムーズな精度の高いマッチングが実現できます。
デイサービスで機能訓練指導員として働いてみたい方や、デイサービスへの転職を検討している方は、お気軽にご相談ください。
まずは、あなたのお悩みやキャリアプランなどをお聞かせください。一人ひとりに寄り添いながら、条件や働き方を丁寧にヒアリングして適切な職場をご提案します。
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